初めてのハーブ鉢植えセットの使い方 -初心者のためのハーブ講座

初めてのハーブ鉢植えセットは、いままで鉢植えを作ったことがないという人でも確実にハーブの鉢植えを育てることができるセットです。

なかには、植物を育てること自体が初めてという方もいらっしゃると思いますので、詳しい手順を説明します。

準備

作業を行う場所は、土や水がかかっても良い場所がおすすめです。

最後に水やりを行いますので、あらかじめジョウロなどに水を入れて用意しておきましょう。

準備ができたら、スタート！

セットの中身を取り出して確認しましょう。

• １番の袋・・・鉢底石（パーライト・白いつぶつぶ）
• ２番の袋・・・下に敷く用土
• ４番の袋・・・苗の周りに入れる用土

※３番の袋はありません。ハーブの苗が３番目です。

必要なら、鉢の下に新聞紙を敷いておくと安心です。

鉢植え方法

１番の袋の鉢底石（パーライト）を全部、鉢に入れ、軽くならします。

スリットから粉や粒がこぼれても、気にしないで大丈夫です。

２番の袋の用土をその上に全部入れ、軽くならします。

同じく、スリットから土がこぼれても大丈夫です。あとで水やりをすれば、土がしまってこぼれにくくなります。

土の表面を軽くならします。ぎゅっと押さえないようにしましょう。

苗をポットから出して真ん中に置きます。

苗は、根元近くの土を押さえて逆さまにし、ポットの下をすこし押してやると、ポットから外れます。

４番の袋の用土全部を苗の周りに入れ、表面をならして出来上がり！

表面をならす時に、土をぎゅうぎゅう押さえないようにしましょう。水をやることで、土が適度にしまります。

できあがり！

完成後

完成後、たっぷり水やりをしましょう。鉢の底から流れ出るぐらいお願いします。

置く場所は、植えて２〜３日の間は風が強い場所や、特に真夏は長時間直射日光が当たる場所は避けたほうが安心です。

その後、徐々に育てる場所の環境に慣らして行くと良いでしょう。

動画でも御覧ください。
（再生時間　およそ3分　音声が出ます）

よくある質問

Q:植えたら、葉が土で埋まりそうです

秋から春先のミントやレモンバームなど、地面ギリギリに葉がある種類は周りに入れる土をくわえたとき、葉が少し埋まってしまう感じになります（写真はムスクマロウ）。完全に埋まるようなら少し土を取り除いていただくと良いですが、これらの、地面ギリギリから葉が出てくる種類は周りに土があったり、葉が少々土に埋もれていても土を押しのけて葉を伸ばす力がありますので大丈夫です。むしろ株元が露出しない方が良いでしょう。

Q:他のところで買った苗でも大丈夫ですか。

A:セットの用土は当店の苗にぴったりの土ですので、当店の苗と組み合わせていただくのがベストですが、よそでお買い上げ頂いた苗でも大丈夫です。一般的な9cm（3号）ポットサイズの苗ならぴったり合います。ハーブのほか、草花にもお使いいただけます。ただ、葉を大きく育てて収穫する野菜類には肥料がやや足りませんので肥料を加えるなどしてお使いください。

Q:肥料は与えなくてもよいでしょうか。また、次に肥料を与えるのはいつですか。

A:肥料は、育てるのに必要十分な量の微生物肥料が入っています。おおよそ一年、最低でも半年間は肥料を与えなくても大丈夫です。もし可能なら、一月に一度ぐらい、お米のとぎ汁を与えるとなお良いでしょう。追肥は、1年後ぐらいを目安に行っても良いですし、植え替えをして鉢のサイズを大きくすると、より大きく育ちます。

今回使用した材料:
初めてのハーブ鉢植えセット

---

いかがでしたでしょうか。もし、まだ良く分からないことがあるという方のためには初心者の方専用ホットラインをご準備いたしております。ご質問等お気軽にお寄せください。

▲