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ミントが大きくなりません

Q:近くの花屋さんで買った苗のことでお聞きするのは恐縮ですが・・・。ミントを5月に買って育てていますがほとんど大きくならず、というかむしろ元気が無くなっていく感じです。10cmぐらいのプラスチックのコップのような鉢で、日当りの良い窓辺で育てています。水は朝晩やっています。肥料を与えたほうが良いのでしょうか、どんな肥料が良いでしょうか。まだ一度しかハーブティーにできません。大きくなると聞いていたのですが。(京都府 T様)

A:肥料を与えるよりも、むしろまず鉢のサイズが小さいですから大きくしましょう。ふんだんに使うなら、せめて直径20cm以上、または横長プランターの栽培がおすすめです。また、育てる場所もできれば屋外が望ましいです。鉢が小さいので、しょっちゅう水をやらないといけなくなっているのではないでしょうか。
ミントは植え替えにも強いですから是非お試しください。

島しょ部への送料は?

Q:鹿児島県の島しょ部に住んでおりますが、送料は鹿児島への送料と同じでしょうか。それとも離島発送で別料金がかかるでしょうか。

A:いずれの都道府県でも、島しょ部への送料は基本料金のみとなります。鹿児島ですと1000円です。
ただ、島しょ部の場合は、船便になることが多い為、着日時指定がお受けできなかったり、台風などの時は発送を見合わせていただくこともございますのであらかじめご了承ください。また、到着までの日数がプラス1、2日かかることが多いため、お早めにご注文いただくと確実です。詳しくはお問い合わせください。

室内で薬用ガーデンを作りたいと思っています

Q:畑を持っておらず、集合住宅12階に住む者です。ベランダは狭いですが付いております。私はオーガニック薬用ガーデンを作ろうとしています。育てたいのは、まずは セージ、セントジョンズワート、ドッグローズ、フェンネル、ペパーミント、エキナセアです。園芸にまったくの初心者です。ゆくゆくはベランダ薬用ガーデンへ広く利用したいですが、ベランダを整えるのに時間がかかりそうなので、はじめは室内ガーデンを考えています。

上記のハーブを室内で育て、その後ベランダガーデンに植え替えすることは可能でしょうか?はじめから外で育てられなくても大丈夫でしょうか?

また、ひとつのコンテナに種類が違うものを一緒に植えても大丈夫でしょうか?その場合、相性などあるのでしょうか?(大阪府 H様)

A:なかなかお答えしづらいご質問です・・・。

オーガニック薬用ガーデン、是非作っていただきたいと思いますが、園芸初心者の方で室内ガーデンは少し大変かも知れません。

第一に育てようと思われている種類は(というか、ハーブの多くは)、本来野生に育つもので、日光を十分に浴びて根を十分に伸ばしてこそ、薬用に使われる成分を作り出します。屋内の、しかも午前中の日光ではひょろひょろに育ちやすく、成分も香りも今ひとつになる可能性があります。なんとか自分の生命を保つために生きているという感じでしょうか。

それよりも、病害虫に悩まされる心配も高く、せっかくオーガニックでと思われているのに、薬剤を使うことになってしまっては元も子もありません。

室内でお育てになってその後植えかえることはできますが、室内栽培で弱ってしまった苗をもう一度育て直すよりもまずベランダ栽培の環境を整えられて、スタートから良い環境でお育てになるほうが楽しいと思います。

一つのコンテナに別種を植えることは問題ございません。ただ、相性はあります。今回の種類でしたら、横に広がりやすいペパーミントは単独が良いですが、その他はなんとかおすきな組み合わせて植えることができそうです。ただ、成長後管理の点から言ってもベストは単独植えです。そのためにもスペースに余裕が作りやすいベランダがおすすめです。

せっかく始められようと思っているところで、このように申し上げるのは心苦しいですが、どうせならうまく育って楽しんでいただきたいと思い、やや厳しいお答えとさせていただきました。ある程度栽培になれた方なら、「室内栽培にも挑戦してみてください」と申し上げるところですので、ご理解お願い申し上げます。

初めて育てるハーブ、数や、土はどうしたら良いでしょうか

Q:はじめてハーブを購入して育てたいと思っています
目的は料理用です・バジル、ディル、ローズマリー、タイム、イタリアンパセリ、大葉、を購入したいと思っています。バジル以外は時たま少量に使う位ですが、バジルはできたらバジルソールまで気軽に作れるになりたいです。

下記質問です。
1)初心者なのに、上記の種類をいっぺんにやるのは無謀でしょうか?

2)苗はまずは1つずつで良いのでしょうか?

3)土は普通の土で良いのですか?上記のものは個別の鉢植えにした方がよいでしょうか?今回購入するときは土や肥料なども一緒に買った方が良いのでしょうか?

全くの初心者の質問で申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。

(東京都 M様)

A:ご質問の件、よくわかりました。
1)について
そんなことは無いと思います。2)にも関係しますが、それほどたくさんの鉢にはならないと思いますから十分できると思いますよ。

2)について
ローズマリーとタイムは1つずつでよいと思います。最初は小さいですが、大きくなるとお伝えいただいたご希望の感じでは十分楽しんでいただけるでしょう。

バジルはソースもお作りになりたいということですので3株ぐらいはあったほうが良いと思います。ディルも2株ぐらいはあったほうがよいでしょう。イタリアンパセリと大葉については迷うところです。2株作るか、大きめの鉢で一株でも良いかもしれません。

3)について
ローズマリーとタイムは、できましたらハーブ用の水はけが良いものが安心です。バジルと大葉はむしろ野菜作り用の土に近いほうが良いと思います。その他は中間ぐらいですので、どちらでも大丈夫です。バジルとディル、大葉は一年草ですから、単独で植えて、収穫が終りましたらまた他の用途に鉢をお使い頂けると良いと思います。ローズマリーとタイムは寄せ植えも可能ですが、おすすめは単独植えです。

もしお近くで手に入れる場所があれば、相談できる園芸店さんで買われるのも良いと思いますし、ローズマリーとタイム用の用土は当店の「ハーブ用土」が特におすすめです。これに、「微生物肥料」をプラスしていただくとバジル等も問題なく育ちます。

下記「園芸資材」のページからどうぞ。
https://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/tools/onlineshop-tools1.html

また、あわせて下記「初心者のためのハーブ講座」もあわせてお読みください。質問もお気軽にどうぞ。

https://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/beginners/onlineshop-beginners_howto.html

ハーブバスに向いたハーブは?

Q:新築した風呂に続く、ベランダに何か植えようと思っています。そこに生えている木の葉をそのまま浴槽に浮かべて、気分をよくするようなものがあれば教えてください。木になるものでも、草でも良いです。

A:お風呂用に使えるハーブはたくさんございますが、もしハーブの栽培も初めてで、確実に収穫して楽しみたいということであれば、ミント類が良いでしょう。

これから夏にかけて、あがった体温をクールダウンしてくれますし、やリラックスにも良いでしょう。成長も速いですので、今年の夏には十分使っていただけると思います。香りの良いアップルミントペパーミントなどがおすすめです。

その他、レモンバームや、夏に向けて成長しやすいレモングラスもおすすめです。

もし、時間がかかっても構わないのであれば、ローズマリーが良いでしょう。血行を良くしますので、特に冬に向けて育ててみられてはいかがでしょうか。

種子から育てたバジルとレモンバームの植え替えは?

Q:ベランダでバジルとレモンバームを種子から育てています。
直径17センチ程のプラ鉢にどちらもみっしり生えていて、かき分けないと土が見えない程です。
さすがにきつくてかわいそうなので、植え替えようと思っているのですが、このままの感じで大きい鉢に植え替えるか、いくつかに株分け?して植え替えるかどちらがいいか教えて下さい。(東京都 T様)

A:おそらく、種子をまかれてそのまま育っていった感じでしょうか。本当はもう少し早いころに分けて植え替えしていただくと良かったのですが、まだ間に合います。17cmのプラ鉢では今後大きく育ちませんし、そのまま大きい鉢に植えかえても十分な成長は見込みにくいです。一株ずつにするか、数株を大きいプランターに植えかえましょう。

まず、土は少し乾かし気味にして、葉の数を全体の1/3から1/2まで剪定して減らします。鉢から株を取り出してそっとほぐすように分けてみましょう。なるべく根を傷つけないように注意しながら。

用意した大きなプランターに移植して、たっぷり水を与えましょう。

小さなハエの正体は?

Q:今日、苗が届きましたが、箱から小さなハエのようなものが飛んで出ました。何匹かいるようですが大丈夫でしょうか。以前玄関先に置いた鉢植えでも似たハエが土の周りを飛んでいるのを見たことがあります。ハーブに影響はないですか?(兵庫県 T様 他)

 

A:ご心配をおかけして申し訳ございません。苗についていたものはおそらくクロバネキノコバエの仲間だと思われます。「ハエ」と名前がついていますが、蚊の仲間です。ただ、刺すことはありません。

キノコバエの一種

当店は育苗に腐葉土を使っておりますため、腐葉土に産卵したものが羽化したものと思われます。当店の圃場でも見かけますが、現在のところ大きな被害と言えるものはございません(気持ち悪いと思われるのは確かですが)。害虫として知られているタネバエは小さな根を食害しますが、特にそう言った心配はないと思われます。ただ、気温が上がり、乾燥した夏に向けて徐々に減ってまいります。当店でもピークは4月、5月となります。

 

ある程度の水分を含んだ有機質主体の土ですとなかなか避けにくい昆虫です。北海道を除く、全国に分布して、稀に大量発生するようです。広島県、福岡県ほかでも以前大量発生したことがあるようで、下記ページに詳しく載っております。

http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1339652935994/

クロバネキノコバエの大量発生について / 宮若市

https://www.city.miyawaka.lg.jp/kiji003446590/index.html

ローズマリーとラベンダー、植えると今年咲きますか

Q:ローズマリーラベンダーに付いて教えてください。ローズマリーは今植えると、今年咲きますか?ラベンダーはどうでしょうか。(兵庫県 T様他)

A:ローズマリーとラベンダーは同じシソ科で、日当りと水はけを好むなど、性質は良く似ていますが、開花については少し異なります。

ローズマリーは開花時期が秋から春先です。ただ、成長をし続けている時は咲きにくく、地植えですと相当大きくなってからようやく開花することもあります。また、枝を頻繁に利用していると咲きにくいです。

一方、ラベンダーは、種類にもよりますが、時期がくれば比較的小さい苗の状態でも開花します(場合によっては根がほとんどない挿し木の状態でも開花することもあります)。ただ、あまり小さいうちに咲かせますと株を大きくするにはあまりよくありません。花のあと早目に剪定をしましょう。

グランドカバーと砂利の関係

Q:庭の3区画にグランドカバーを施そうと思っています。2区画は土なのですが1区画は砂利が敷かれています。グランドカバーを施す際には、やはりこの砂利は除かなければなりませんか?砂利でも育つハーブはありますか?

ノミノツヅリ、 ホトケノザ、からすのえんどう、カタバミなどが砂利でも元気に生えてくれています。これらの代わりになるハーブを探しています。(W様)

 

A:一般的なグラウンドカバーを育てるのでしたら砂利は取り除かれたほうが良いと 思います。砂利の下の土がどうなっているかで、場合によっては土壌改良を行う必要があるかもしれません。その場合は砂利がございますと土作りが大変です。

また、比較的強い種類は砂利にかぶさるように(根は土の中でないといけないのはもちろんですが)伸びる種類もございます。具体的にはカーペットグラスパープルペリウィンクル等です。ただ、広がるのにはかなり時間がかかると思います。早く伸ばすのでしたら、伸びた茎から根が出て土に根付く環境が望ましいです。同様に、ランナーを出して広がるワイルドストロベリーもある程度の湿り気がある場所でしたらランナーの先の子株が砂利の下に根付くこともよくあります。

ただ、雑草を取り除く際にも砂利があると手間が増えます。もし植物を植えられるのでしたらやはり砂利は取り除かれるほうが後々は楽だと思います。

または、砂利のところは砂利のままというのも一つの選択肢です。良く歩く場所なら砂利じきも差し支えないと思いますが。むしろ厚く敷いて草の生えを抑制する方法もあると思います。

 W:早々のご返答ありがとうございました。そうですね。砂利を全て除くのもたいへんですし、砂利が薄いから野草が生えやすいのかもしれません。グランドカバーの部分と砂利の部分でデザインして、砂利を分厚くしてみようと思います。素敵なアイデアが浮かびました。ありがとうございました。

ハーブティーは収穫してから一度乾かさないといけませんか

Q:ハーブを育てて、ハーブティーを楽しみたいと思っています。ハーブティーを飲むには、収穫してから乾かさないといけませんか?(大分県 T様)

A:ハーブティーは、乾燥したもの、そしてフレッシュ(生)があります。大抵のハーブはどちらでも楽しめます。例えば、ジャーマンカモミールは乾燥したものより、フレッシュのほうがリンゴの香りが高く、美味しいと思います。同じく、レモンヴァーベナも生のほうが鮮烈なレモンの香りを楽しめます。一方で、ミントのフレッシュは香りが強すぎる(青臭い)と感じられる方もいらっしゃるでしょう。その場合は乾燥させるとマイルドになります。
一般に、フレッシュで楽しめる時期はフレッシュで。そして、フレッシュが楽しめない時期のために、収穫できる時に乾燥させて保存するという方法が理想だと思います。

スイートバイオレットの大きな丸いつぼみのようなものは?

Q:昨年、購入したスイートバイオレットのことで

教えてもらいたくメールしました。

猛暑を乗り越え元気に春を迎えました。つい先日まで香りの良い花をつけ花殻を摘んでから暫くすると、これがスミレの蕾…?今まで見たことのない少し大きめの丸い蕾のようなものがついていました。これは何でしょうか?

現在、鉢植えで育てている状態です。このままで良いですか?(群馬県 N様)

スイートバイオレット

A:花が終って、種子ができるところです。熟すと先が割れて種子が落ちます。

落ちた種子はすごく発芽率がいいですから撒いてみてください。簡単に増やせると思います。大事になさったみたいですからきっと環境も良く、順調に育ったの でしょうね。

ハーブにはどんな肥料が良いでしょう

Q:ハーブにはどんな肥料が良いでしょう。色々売ってありますがよくわかりません。鉢栽培です。

A:有機肥料、化成肥料、固形肥料、液体肥料など、何を基準にしていいか初めは迷うものですよね。もし有機栽培にこだわられないのなら最初は固形の緩効性(ききめがゆっくり)の化成肥料が使いやすいです。また、バジルのように一気に大きく育てる一年草には薄めの液体肥料もよいでしょう。特定の植物用の製品も販売されておりますが、ごく一般的で幅広い植物に使えるものから試してみましょう。

栽培に慣れて来たり、有機栽培にこだわりたい!というかたは、当店の「微生物肥料」もおすすめです。土壌のバランスを改善し、土の中の微生物も増やします。

下記ページに、微生物肥料を使う際のポイントなどをまとめてあります。合わせてご覧ください。

有機肥料を使ってみよう(1)微生物肥料の特徴-初心者のためのハーブ講座 | ハーブ苗の通販 無農薬・安心の専門店 | SORAMIMIハーブショップ

 

いずれもやり過ぎは禁物です。気持ち少なめのほうが香りも良いですし、病害虫もつきにくくなります。

育てる環境によって最適な肥料も異なります。育てていくうちに、ご自分が使いやすい肥料がなにか徐々に分かってくると思います。

オリジナルハーブ用土の肥料はどのハーブにもこれだけでよいのでしょうか

Q:オリジナルハーブ用土を購入しようと思っています。肥料も入っているとのことですが、全部のハーブがこの土で良いのでしょうか。(滋賀県 S様他)

A:オリジナルハーブ用土には、大抵のハーブを育てる上では必要充分な肥料分が含まれております。ただ、ハーブの種類によってはもっと軽い土や、もっとしっかり肥料を欲しがる種類もございます。その場合は少し調整されると良いでしょう。例えば、バジルのように葉を大きく育てて収穫したい種類などは、さらに肥料を加えることで大きな柔らかい葉が楽しめます。この用土をベースにバラ用の肥料を加えてローズ栽培を楽しんでおられるお客様もいらっしゃいます。

一方、花を楽しむオレガノのように、乾燥気味にしてコンパクトに育てたい場合等は腐葉土やパーライト等を加えてより軽い土にしてやると水はけも良く良い結果が得られると思います。自分なりに他の素材を加えてみることでより一層ハーブ用土を使いこなすことができますのでお試しください。

また、オリジナルハーブ用土に含まれている肥料は、下記の当店オリジナル微生物肥料です。オリジナルハーブ用土に加えるにも適しております。どうぞお試しください。

微生物肥料

微生物肥料

微生物肥料

ポット苗のままで育てることができますか

Q:ハーブを育ててみたいですが、ポット苗で購入してそのまま育てることができますか?

A:当店が育ててお送りする苗は、すでにそのポットの中で根が行き渡った状態です。なので、このまま育ててもさらに大きくなるということはあまりありません。もっと大きな鉢に植えたり、畑やお庭に植えていただければすくすくとびっくりするほど大きくなります。是非植えかえてお試しください。

ラベンダーは寄せ植えにできますか

Q:ラベンダーを寄せ植えにしたいのですができますか?(大阪府 N様他)

A:ラベンダーは寄せ植えにしやすい種類としにくい種類があります。蒸れに強く、比較的縦にのびるフレンチラベンダー(花の上がウサギの耳のようになっている種類)やレースラベンダー(葉に深い切れ込みがある種類)は寄せ植えにも使いやすいですが、蒸れに弱く、開花時横向きに花が伸びやすいイングリッシュラベンダー等(北海道等で栽培されている種類)はやや難しいと思います。これらのラベンダーの魅力を生かすにはぜひ単独植えでお試しいただくと良いと思います。

マールラベンダー

フレンチラベンダーの仲間、「マールラベンダー」

 

香りの強い品種のローズマリーを探しております

Q:とにかく香りの強い品種のローズマリーを探しております。自宅にはマリンブルー種がありますが、より強い香りを放つものがありましたら、是非教えてください。
よろしくお願いいたします。(福岡県 I様)

A:香りの強いローズマリーの品種ということですが、例えばラベンダー等に比べるとローズマリーは品種によって香りの差がそれほど大きくありません。また、マリンブルー自体強健で、樹勢も強いですのでもともと香りは強めですからそれよりも明らかに強いという品種となりますとそう多くは無いかもしれません。あえて選ぶならレックスローズマリー等はいかがでしょう。

また、品種よりもむしろ育てかたによって香りは強くなると思います。その点でも、日照条件よし、風も強い場所ですから、あとは乾かし気味にして肥料も控えめにしていかれると良いのではないでしょうか。鉢は大きめが良いと思います。

ベランダに黒ポットのままでおいたままでも良いでしょうか

Q1:購入しましたハーブ(チャービル他)は、ベランダの花壇への植え替えを考えています。できれば、時期を三月末にしたいのですが、それまで、ベランダに黒ポットのままでも大丈夫でしょうか?(東京都 K様)

A1:すでに成長を徐々に始めておりますので、早めに植え込まれる方がお勧めです。特に一年草のディルとチャービルは早めが良いと思います。

バナナミントは冬に枯れますか

Q:其方でバナナミントを二株購入したのですが、寒くなりはじめてすぐに枯れてしまいました。まだ根は元気みたいなのですが?土から上は全て枯れてボロボロです。他に購入したミントは元気なのですが?バナナミントだけは枯れてしまいました。寒くなると枯れてしまうのでしょうか?因みにアパートの三階のベランダでほぼ1日、日が当たります。(大分県 T様)

A:ミントは基本的に寒さに強いハーブですが、冬の状態は種類によってかなり異なります。大きく分けて冬も株元の葉が残るものと、地上部が全く無くなるものに分かれます(地域によっても変わります)。バナナミントは地上部が無くなるほうです。枯れた部分は取り除いていただいて構いません。

お気づきのように、根(地下茎)はしっかり残り、春に向けてエネルギーを蓄えております。むしろしっかり寒さに当てていただくのが良いと思います。極端に乾かさなければ春に新芽が出てまいります。

新芽が出る時期も種類によって異なります。バナナミントはやや遅いほうですので、結構心配される方が多いですが気長に待ってください。お住まいの地域によって異なりますが、当店のある松江ですと4月に入ってから本格的に伸び始めます。

有機JASは取得していらっしゃるでしょうか

Q:有機栽培で野菜を作り、販売しているのですが、今後ハーブも品目に加えて行きたいと思って有機無農薬栽培のハーブ苗を探してこちらへたどり着きました。ハーブ苗には有機肥料のみを使っておられ、化学肥料はお使いでないということですが、そちらのハーブ苗は有機JASは取得していらっしゃるでしょうか。お答えいただけると助かります。(千葉県 S様)

A:当店では有機JASは取得しておりません。当店のハーブ苗は化学肥料を使用せず、有機肥料のみを使い、無農薬で栽培をしておりますので、安心して栽培、お使い頂けます。しかしながら下記公的機関による見解の通り、有機JAS規格の規定により種苗については有機JAS取得が不可能です。ただ、お客様が飲食料品として栽培、販売されるのであれば当店のハーブ苗をお使いになって有機JAS表示は可能だと思われます。詳しくはお近くの有機農業協会等へお問い合わせください。

また、有機JAS栽培を目的で当店で苗をご購入される方で、育苗管理記録が必要な場合は1品種につき1部発行いたします(1部300円+消費税)。ご希望の場合はお申し付けください。
(参考)
公的機関による種苗の有機JAS規格についての回答(種苗の有機JAS取得に関する当店からの質問にお答えいただきました)

■■■■農林水産省消費・安全局様より■■■■
有機農産物のJAS規格の定義(第3条)において、有機農産物を「飲食料品に限る」と規定しているので、苗はこの規格の対象外となります。このため苗について、有機JAS認定を取得することはできません。なお、JAS法に基づく表示制度においては、有機JASマークが付されていない有機農産物や有機農産物加工食品に「有機」と表示することを禁止していますが、苗についてはこの規定は適用されません。

このため、お問い合わせの苗が、有機農産物のJAS規格第4条の生産方法の基準(ほ場に使用する種子又は苗等、育苗管理等)を満たしているものであれば、その苗に「有機」と表示して販売することは可能です。有機農産物のJAS規格については、農林水産省ホームページに掲載していますのでご確認ください。
http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/attach/pdf/yuuki-31.pdf
■■■■島根有機農業協会様より■■■■
有機農産物の日本農林規格(有機農産物のJAS規格)の中に種苗に関しての項目があります。御社のハーブの苗については、十分規格に適合したものだと判断できます。しかしながら、日本の法律の中で決められている範囲で種苗に関しての有機認証制度は残念ながらありません。有機JASでは土壌由来によるため、ポット栽培は認定取得は出来ません。

ポット苗のユーカリの春までの管理は

Q:ユーカリを春が来てから植え替え(地植え)する予定ですが、それまでは送っていただいたポットのままで大丈夫でしょうか?また、室内で管理すべきでしょうか?(大阪府 T様)

A:大阪でしたら極端に過酷な場所(ものすごく風が強い等)でなければもう植えていただいても大丈夫だと思います。

むしろポットのままのほうがコンディションは良くありません。土の容量が限ら れておりますため、水も切れやすいと思います。できれば仮植えの形でも、もう 少し大きめの鉢等に植えかえていただくと安心です。

寒さも問題ないと思いますので、むしろ今のうちから屋外で徐々にならされるほ うが地植えに向けて尚良いと思います。

ローズマリーの株元近くから葉を出す方法

Q:貴店でのお品ではないのですが、昨年5月の終わりにベネンデンブルーローズマリーの大苗「8号位」を入手いたしました。高さは、株元から75cm。横幅は、65cm程度です。購入時、株元から約25cm程までは、葉がまばらにしか付いていませんでした。10日後に、やや強めに根を切り、8号鉢に植え替え、午前中日光があたる東向きのベランダでそだてています。現在花盛りです。

ただ、上は賑やかですが、株元が寂しい感じです。そこに葉を茂らせる方法はございますか?立性ローズマリーを植えたりしてごまかすしかないでしょうか?ほかの方法や、共に植えてよい植物、ふさわしい時期なども、ご教授いただければ幸いです。(大阪府 M様)

A:残念ながら現在葉が出ていない場所から葉を出すことは非常に困難だと思います。かなり大きい株ですから年数もかなりたった株だと思います。ベネンデンブルーローズマリーはこういった仕立て方がしやすく、刈り込んでいわゆるトピアリーを作るためのローズマリーとしてもよく知られています。むしろその形を生かされるほうが良いと思います。このぐらいのサイズのトピアリーにするまではかなり年月もかかりますから大事になさってください。

株元に立性ローズマリーを植えるという手もございますが、他の植物を植えて楽しまれてはいかがでしょうか。逆の考えですが、スペース的に鉢の数を増やしたくない方は、むしろメインの植物をこの形に育てて株元に他の植物を植えて楽しまれる方も多いです。おすすめの種類ですが、基本的には性質が似たもの、かつあまり極端に大きくならないものがが良いと思います。

当店の取り扱いのものですと、今回ご注文いただいたタイム類も良いでしょうし、あまり大きくならないニオイゼラニウムの仲間(ただし、寒風が強くあたるところだとちょっと厳しいかもしれません。)、ストロベリーなどもなんとかうまく行くと思います。お好みにもよりますが時期的にあまり派手でないビオラの仲間などはいかがでしょう。一年草のものでしたらすぐに楽しめますし、暑さに強い多年草ビオラも良いと思います。また、オレガノプルケルムのようなあまり背が高くならないオレガノなども良いかと思います。合わないのはラベンダーとか、大型のセイジ類、ミント類も増えますからどちらかと言えばお勧めしにくいです。

似たような鉢植えを以前作りました。下記ページで御覧いただけます。
寄せ集め部隊

オリジナルハーブ用土が変な匂いになりました

Q:昨年末に購入したオリジナルハーブ用土ですが、今日開けてみたら、変な匂い(かびっぽいような)がします。到着してすぐ使った時にはあまり気にならなかったのですが。変質したのでしょうか。このまま使って大丈夫でしょうか。

A:お問い合わせありがとうございました。オリジナルハーブ用土には多くの種類の微生物が入った微生物肥料が含まれています。時期によってそれらの微生物が一時的に増えますので、匂いが変わってくることはよくあります。
特にビニール袋を閉じたままにしていると特定の微生物が増えやすくなりますので、口は開けて、直射日光と雨を避けた場所で保存するのが良いでしょう。

一般に、気温が低い時はカビのような匂い、春と秋には甘酸っぱい甘酒のような匂い、暑い時期にはくせのあるチーズのような香りになることがあります。
その場合は、一度全体をかき混ぜてしばらく袋の口を開けておくと徐々に落ち着きます。

また、時期によっては下記のように表面にカビ状のものが生えたり、キノコが生える場合もあります。

https://www.qherb.jp/help/?p=176
https://www.qherb.jp/help/?p=2319

ローズマリーの葉が黄色くなってきました

Q:以前ハーブを購入したOと申します。購入したハーブはすくすくと育っております。ただローズマリーだけが、植え替えた状態より少し悪くなっているようなので、お知恵を貸していただけませんでしょうか。写真の通り、葉が少し黄色くなってしまいました。背丈も植え替え時点から変わらず心配しております。アドバイス頂けませんか。

ローズマリー

置場所:室内。直射日光が当たらないが明るい場所。近くにハーブ多数。水やり:一週間に一回。温度:10~25度。在宅時はエアコン使用。肥料:なし

お手数ですが、お力をお貸し下さい。(東京都 O様 )

A:写真を拝見した感じでもそれほど問題は無いと思いますし、ローズマリーは今の時期開花期を迎えることもあり、ほとんど株自体の成長は無いと思います。花が終る春以降本格的な成長を見せると思いますので今しばらくお待ちください。

葉が黄色くなるのも、この開花時期よく見られることです。それほど心配されなくても大丈夫でしょう。栄養が花にいくために、古い葉が更新されると考えられます。それでも黄色くなった葉は気になると思いますので取り除かれると良いで しょう。肥料、水やりについても問題ないと思われます。

ただ、置き場所についてはできれば今の時期も本当は屋外が望ましいです。寒さはむしろ好条件ですし、直射日光があたるならなおさら良いと思います。

ローズマリーが成長しません

Q:先日初心者向けセットで買ったローズマリーを鉢植えしたのですが、全く成長している様子もなくあまり色もきれいでないように見えるのですが大丈夫でしょうか。
お水は土が乾いてきたらたっぷり与えるようにしています。(大阪府 N様)

A:ローズマリーの生長が思わしくないとのこと、ご心配おかけして申し訳ございません。生長をしている感じが無い理由ですが、ローズマリーは冬に開花期を迎えますため、この期間は特に生長が遅くなります。(気温が低いせいもございますが)開花期を終えた春になりますと、成長期に入りますので伸びてくると思います。

冬は生長がゆっくりで安定しているため、定植には良い季節です。葉色は寒さでやや茶色(赤み)をおびてくるか、ひょろひょろとした枝が伸びるようならやや日照不足気味かもしれません。

オリジナルハーブ用土に肥料を加えても良いでしょうか

Q:オリジナルハーブ用土ですが、ハーブを植えるとき、これに微生物肥料を1割ほどまぜてつかう形でよいでしょうか?(東京都 K様)

A:オリジナルハーブ用土には微生物肥料も初めから入っています。タイムやローズマリー、ラベンダーなど、多肥を必要としない種類ならそのままお使い頂けます。ただ、バジルやレモングラスなどのように葉を大きく育ててどんどん使いたいという種類については微生物肥料を追加していただくとなお良い結果が得られると思います。お試しください。

鉢植えセットの植え替えのタイミングは?

Q:先日、ローズマリーと鉢植えセット6号を購入しました。今の所順調なようです。今後、どれぐらい経ったら植え替えをするとよいのでしょうか

A:おおよそ1年から1年半をめどに植え替えていただくとよいと思います。葉の先が黄色くなってきたり、葉が小さくなってきたら鉢から出して根の状態を確認してみましょう。鉢植えセットのサイズによっても違いますが、大きな鉢は植え替えまで余裕がある場合が多いです。

参考ページ〜冬に行う鉢の植え替え(その1)
http://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/beginners/winterrepotting.html

鉢植えセットで植えた苗はどれぐらい成長したら使えますか

Q:鉢植えセットで植えた苗はどれぐらい成長したら使えますか。また、どのぐらいなら収穫してもよいでしょうか。

A:種類にもよりますが、暖かい季節なら、植えて半月後ぐらいから収穫できます。収穫する場合は、全体の1/3ぐらいにしておくと、次の成長にも影響を与えにくいです。

 

下記ページも参考にしてみてください。

育ったハーブの収穫方法

鉢植えセットに肥料を与える必要がありますか

Q:鉢植えセットで植えた後、肥料は与える必要がありますか

A:鉢植えセットの土には、ハーブが育つのに必要十分な肥料が入っていますので、基本的には1年ぐらいは不要です。また、1年後に追肥で与えるよりも、少し大きな鉢に新しい土を加えて植え替えることをお勧めいたします。用土は、下記オリジナルハーブ用土がお勧めです。

オリジナルハーブ用土
http://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/tools/gt-hs1.html

また、バジルなど、短期間に大きく育つハーブの場合は、下記微生物肥料を1,2か月にいちど、軽く一握りからふた握り加えてもよいでしょう。

微生物肥料
http://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/tools/gt-of1.html

ゼラニウムは一鉢に一株がよいのでしょうか

Q:ゼラニウムは、すべて一つずつの鉢に植えるのがよいのでしょうか?寄せ植えはどうでしょうか?(東京都 K様、愛知県 I様ほか)

A:基本的に、一つずつの鉢に植えるほうが、後々、植えかえたりする時などには楽だと思います。ただ、性質は良く似ておりますので、寄せ植えも可能です。ゼラニウムは背が高くなる種類とコンパクトに育つ種類があります。背が高くなる種類は株元が寂しくなりやすいですから、ヘイゼルナッツゼラニウムのようにコンパクトに育つ種類で補うとバランスが良くなります。お試しください。

ヘイゼルナッツゼラニウム

ヘイゼルナッツゼラニウム

鉢植えセットの水やりはどの程度やればよいでしょうか

Q:鉢植えセットの水やりはどの程度やればよいでしょうか

A:水やりは、季節、育てる場所や地域、育ち具合やハーブの種類などの条件によって大きく変わります。そのため、「何日に一度」というような形でのアドバイスがしにくいのが実情です。同じ場所、同じ植物でも、冬と夏では10倍ぐらい頻度が変わることもあります。
まずは日々しっかり観察して、ハーブたちが水を欲しがっているかどうか考えてみましょう。もちろん、水やりをするときにはたっぷりが原則です。

参考ページ〜ハーブの水やりを考える(鉢植え編)
http://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/beginners/watering-pots.html

グロッソラベンダーの花茎がうなだれてしまいました

Q:昨秋頂いたグロッソラベンダーは、今春どんどん茎をのばして先につぼみを付けたのですが、なぜかみんなうな垂れてしまいました。5号鉢に植え、マンションの4階の南ベランダに置いていました。直接コンクリートの上には置いていません。日陰に移動したりもしたのですが、変わりませんでした。その後、夏枯れもせず、今は高さ18センチ、幅25センチ位になって葉っぱを付けている状態です。育て方のアドバイスをお願い致します。(大阪府 T様)

A:グロッソの花茎がうなだれるのは、おそらく水切れです。基本的に水やり控えめがよいラベンダーも、開花期には柔らかい茎を伸ばすため特に鉢植え(地植えでも日照りが続くと)では、花茎が垂れてしまうことがあります。鉢が小さかったり、極端に水はけの良い土だったり、風通しが良すぎる、花茎が多すぎるような場合に起こりやすいと思います。

お伝えいただいた条件ですと、鉢サイズの割に花茎が多すぎたのではないでしょうか。グロッソはコンパクトとはいえ、花茎はかなり伸びますのでもう少し大きな鉢のほうが満足いく結果が得られると思います。秋から冬にかけては植え替えもしやすいですからお試しください。

イブキジャコウソウのそれぞれの違いは?

Q:イブキジャコウソウ白花イブキジャコウソウ晩生イブキジャコウソウは、香りの強さや耐暑性やコンパクトさで違いはありますか?(大阪府 T様)

A:香りの強さはほとんど変わらないように思います。ただ、時期や育てかたによっては強弱は出て来るでしょう。耐暑性は当店での生育の感じでは晩生イブキ>イブキ>白花という感じです。コンパクトさは、晩生イブキはやや立ち上がりがございますが、後二つは良く似ております。

同じサイズの鉢に植え替えするには

Q:ローズマリーの鉢植えが根詰まりしたようで元気がありません。植えかえると良いと聞きましたが、場所的にあまり大きな鉢にできないのですが、どうしたら良いでしょう。同じサイズの鉢でも植えかえたほうが良いでしょうか。(奈良県 M様ほか)
A:同じサイズの鉢であっても、植えかえたほうが良いです。ローズマリーは比較的根詰まりしやすいので、1年か、長くても2年に一度は植え替えをお勧めいたします。
ただ、同じサイズの鉢ですと、若干根の整理が必要となってきます。
実際の手順は以下の通りです。
ローズマリーと鉢
今回は、同じサイズでなく、若干大きな鉢に植えかえてみます。5号ポットの株を6号に植えかえますが、あまりサイズ的な余裕はありません。
ローズマリーの根詰まり
しばらく植えかえていませんので、根も茶色がかったところが多く、葉もまばらですこし黄色みがかっています。もっとひどいと黒い根が多くなって来ます。
表面の用土を取り除く
まず、株元の表面の土を少し取り除きます。雑草や、枯れた葉が残っているのを除去します。
根の整理
次に、根を整理します。根鉢のサイドから縦に上から下までぐっと指で根と土を削り取ります。(スコップなどでももちろんOK)
根の整理
上から見るとこんな感じです。
削り取った根鉢
同様に、根鉢の周囲を3〜4カ所削り取ります。これで、傷つかない根も残した上で古い根と土を除去できます。株に刺激を与えるという意味でも有効です。
剪定
根を少なくしましたので、剪定を行いましょう。枯れた枝や、形の悪い枝も整理しましょう。
1/3剪定
全体の1/3ぐらい剪定しても良いですが、ローズマリーの場合は、葉が無くなるほど強く剪定してはいけません。
鉢に入れた様子
鉢に入れてみるとこんな感じです。あまり余裕はありませんが、同じ鉢サイズの場合はもう少し削り取る部分を多くしても良いでしょう。この画像では、根鉢の下に用土が入っていません。このままでは植え込む高さが低すぎますので、鉢底に少し土を加えてもう少し株を上の位置にします。
植えかえ完成
土を入れて出来上がりです。しっかり水やりをします。どうしても隙間のほうには土が入りにくいですから何度か水やりをして、数日後土を加える必要があるかもしれません。
季節的には、真夏を除いてまず大丈夫ですが、ベストは春に開花が終って一月位してからです。また、買って来た苗と鉢サイズがほとんど一緒という場合にも応用できますが、まだ根鉢がしっかりしていない株の場合はできるだけ根は傷つけないほうがよいですから、大きな鉢にしてやりましょう。

ローズマリーの葉の付け根のふわふわは?

Q:今年植えたローズマリーの枝先、葉が生えている脇のところにふわふわっとした白いものがたくさんついています。これは何かの害虫か病気でしょうか。(神奈川県 H様)

A:いただいた写真から拝見いたしますと、これは新芽(もしかすると花芽)ができかけているところです。秋になってからと言うことなら花芽である可能性も高いです。広がることなく、同じ場所で大きくなってくるようなら間違いはないと思いますので、しばらく観察を続けてみてください。

開花中のハーブをお茶にできますか?

Q:始めまして ハーブを育てたことがないのですが、花が咲いていても、ハーブをティーにしたりということはできますでしょうか?

A:ハーブティーとして使う時、花が咲く直前がもっとも香りが良いと良く言われます。もちろん、花が咲いている時にも使える種類はたくさんありますし、花自体をティーにするブルーマロウというハーブもあります。育ち具合によってもハーブティーの味が変わったりして楽しいですから、是非一度育ててみてください。

ホップの実は苦いのでしょうか。

Q:ホップの実は苦いのでしょうか。ハーブティーが鎮静によいと聞きましたが、これも苦いですか?(鹿児島県 S様)

A:苦み成分のルプリンが含まれていますので、苦いです。そのまま食べてみるとよくわかりますし、ハーブティーもやはり苦みが相当あります。ビールの苦みもホップ由来と言われます。

じょうろは必要ですか?

Q:まだこれから育て始めるのですが、じょうろが無いとダメでしょうか。ホースで水やりではダメですか?それとも霧吹きのようなものが良いでしょうか。(岡山県 K様)

A:これから長く続けるのでしたらじょうろは是非そろえて欲しいと思います。ホースなら、先にハス口をつけてやれば大丈夫です。ホースだけでは、水量をしぼっても土がえぐれて根が露出することもありますので。霧吹きは小さな種子をまいた時などにはあると便利ですが、普通の水やりには向きません。

挿し木の挿し穂はどれぐらいまで取れますか?

Q:挿し木をする時に、親株からどれぐらい差し穂をとっても良いものでしょうか。なるべくたくさんとりたいですが、あまりたくさんとるといけないこともありますか?

A:株の回復という面から考えるのでしたら、全体の2〜3割ぐらいにとどめておくと、もとのサイズに戻るのも速いですし、株の傷みも最小限に抑えることができます。
なるべくたくさんということであれば、まだまだとることは無理ではありません(種類にもよりますが)。ただ、木質化するハーブ(ローズマリーやラベンダーなど)でしたら葉をすっかり無くなるまで切ってしまうとダメージも大きいですから、ある程度葉が残るようにすることは大切です。

バジルの香りが変わってきました

Q:6月に購入したバジル、順調に育って何度か収穫して楽しみました。
ただ、梅雨明け以降、葉の香りが変わってきたようで、最初の頃のような甘い香りではなく鋭い?香りになってきたようにおもいます。
こう言うことはあるのでしょうか。私の嗅覚がおかしくなったのかと心配しています。よく日があたる畑で、地植えです。植え付け前の肥料だけであとは肥料をやってはいません。肥料不足でしょうか。

A:お問い合わせありがとうございました。大きく育ったようで何よりです。
決して嗅覚がおかしいわけではなく、むしろ香りに敏感でいらっしゃいますね。

バジルは穏やかな季節は比較的甘い香りですが、気温が上がって乾燥したり、逆に気温が低くなってきても葉が硬く、香りもスパイシーになってきます。
また、株が成熟して花芽をつけ始めても同じように葉が小さく硬くなります。
稀に、気温が低い年などは小さな苗の状態でも香りがスパイシーになることもあります。

O様の場合、もちろん肥料不足もあるかもしれませんが、むしろその他の原因の方が大きいように思います。

また、収穫せずに放っておくと葉が硬くなりがちですので、少し強めに剪定し、新しい芽を伸ばすようにしてもいいかもしれません。
また、表土の乾燥を防ぐためにマルチをしたり、この季節少し水やりをしても良いと思います。追肥も試してみてください。

希望する時期に花を咲かせたいのですが。

Q:来春4月にお客様をお迎えする機会があり、庭に花が欲しいのですが、どういった種類が良いでしょうか。ローズマリーが冬から春に楽しめるというので、ローズマリーや、カモミールも咲いていると可愛いかなと思います。

A:時期に合わせて花を咲かせるのは実はなかなか難しいです。すでにその場所で何度か咲いているのなら別ですけれど。ローズマリーも確かに冬から春にかけて咲きますが、お育ての地域や育てかたによっては初夏にずれたり、秋半ばぐらいから咲いたりすることもあります。カモミールも同様に、暖かい地域で3月ぐらいから咲くところもあれば、ゴールデンウイーク、場合によっては7月にまだ花が残っているということもあり得ます。また、多年草よりは、一年草のほうが比較的時期をしぼりやすいですし、斑入り葉や、葉の色合いが楽しめる種類などを活用して彩りを添えてみてはいかがでしょうか。また、どんな種類がどの時期に咲くのかは、ご自宅の周りで育てておられる方がいらっしゃるのなら、そのお庭での咲きかたを参考にするのが一番頼りになります。

水やりは朝?夕方?

Q:夏の水やりですが、朝が良いとか、夕方が良いとかいわれますが、どうなのでしょう。昼にぐったりしているのを見るとかわいそうで夕方やりたくなりますけれど。(愛知県 K様)

A:どちらも一長一短があります。朝の水やりは確かに土が冷えていて根へのダメージも少ないと思いますが、その後日射と気温の上昇で水が切れるのも早いです。特に小さい鉢等では十分に水を吸う前に水切れを起こすこともあります。一方で夕方は土に昼の温度が残っていてよくないとも考えられますが、夜から朝にかけてしっかりと水が浸透できるというメリットもあります。また、極端に水ぎれしている場合は真昼であろうと少しでも早く水やりしてやることが必要です。

ローレル(月桂樹)は鉢植えでも育ちますか?

Q:ローレル(月桂樹)ですが、マンション(鉢植え)での栽培は可能でしょうか?よろしくお願いいたします。(奈良県 Y様)

A:もちろん、鉢栽培も可能です。苗から育てる場合、初期の成長はゆっくりですので小さめの鉢からスタートされても大丈夫です。徐々に大きな鉢に移植して行けば、背丈ぐらいまで育てることも可能です。また、剪定にも強いですのでお好みの形に仕立てるのも楽しいでしょう。

インプレスパープルラベンダーより暑さに強い種類はありますか

Q:6年育てたインプレスパープルラベンダーが秋に枯れてしまいました。たぶん暑さの後遺症だと思いますが、このところあまり手入れしなかったので凄く背が高くなって形も悪くなっていました。これよりも暑さに強い種類はあるでしょうか。(福岡県 T様)

A:インプレスパープルは基本的に暑さに強いほうの種類です。これより強い種類と申しますと、スパイクラベンダーが代表的ですが、観賞用としてはやや劣ります。また、シールラベンダーグラッペンホールラベンダーも若干強いと思いますが、それほど大きな違いはありません。水はけ、通風、剪定等に気を付けて夏越しにチャレンジしてみてください。

また、暖地ですと5〜6年が成長のピークになりますので、株をリセットするという意味でも良い機会かも知れません。

箱を開けたら苗が倒れて枝が折れていました

Q:商品は届きましたが、箱を開けてみたら苗が倒れて枝が折れていました。どうしたら良いでしょう。

A:申し訳ございません。梱包には万全を期しておりますが、年に何回かは転倒による荷物事故も発生しております。

万一、発送中に転倒などによるトラブルが発生したときは下記のように対応していただくようお願いいたします。

【商品配達時、すでにパッケージの損傷、苗の転倒などが確認できる場合】
商品は受け取らないでください。クロネコヤマトの配達担当者に、発営業所へ連絡するよう指示してください。
当方に連絡が入りますので、代品等今後の対応についてお知らせいたします。当方へ破損品が返送された後、折り返し代品を発送させていただきます。

【パッケージ開封後に転倒、損傷が確認された場合】
保証の関係もございますので、箱から取り出さず、そのままの状態でクロネコヤマトサービスセンター(0120-01-9625)に御連絡ください。担当者が回収に参ります。
当方へ返送されますので状態を確認後、代品をお送りいたします。箱から取り出してしまった場合、破損状態の確認ができませんので
代品による保証はいたしかねます。御了承いただきますようお願い申し上げます。

いずれの場合も、ヤマト便の営業規定により発送経路のどの時点でトラブルが起こったかを
明確にするため、基本的に返送後の代品発送となります。
大変御迷惑をおかけしますが御理解のほどよろしくお願いいたします。

クリーピングボリジの草丈

Q:クリーピングボリジについて教えてください。クリーピングということですが、草丈はだいたいどの位になりますか?

A:普段は葉が地面に這いつくばっておりますので、ほとんど草丈が無い状態です。開花期になりますと、花茎が伸びて立ち上がってまいりますので、乾燥した日向では10cmぐらい、湿り気の多い半日陰等では30cmぐらいになることもあります。花の後は花茎を剪定していただくと良いでしょう。

メキシカンブッシュセイジはどのようにして増えますか?

Q:メキシカンブッシュセイジですが、写真では一本だけ枝が伸びているようですが、株は自然に増えていきますか?種子で増えるなら、何年もかかりますか?一本だけでは寂しそうですので。

A:メキシカンブッシュセイジは株元からどんどん新芽が出てきて株が大きくなっていきます。地植えなら、春に植えると、秋には直径30cmになることも稀ではありません。種子でも増えますが、それほどこぼれ種で発芽することはありませんからもしたくさん増やしたいのでしたら夏までのところで挿し木や株分けを行うと良いでしょう。

5月に植えたラベンダーは今年咲きますか?

Q:ラベンダー(ラバンジン系)を育ててみようと思います。今(5月)に苗を植えて、今年は咲くでしょうか?また、さかせても良いものですか?(神奈川県 M様)

A:ラベンダーはローズマリーなどに比べても、時期がくれば苗が小さくても花が上がりやすいです。挿し木をした枝でも花が咲くことも珍しくありません。ただ、株が小さいうちは、株を充実させるためにも本当は咲かせない方が良いのですが、せっかくですから少しだけ花を楽しんで、早めに剪定されることをお勧めいたします。2年目からはしっかり咲かせても大丈夫でしょう。

カーペットグラスは日陰地でも育ちますか

Q:カーペットグラスをグラウンドカバーとして育ててみたいと思います。場所は、北向きの玄関前です。日陰地ですが生育可能でしょうか、加えて当地方は降雪地帯です。また適した土をご教授ください。(富山県 N様)

A:カーペットグラスはかなり丈夫ですのである程度の日陰でも育つことは育ちますが、本来乾燥した日向を好みますので、やや間延びした感じに育つと思います。草を押さえるにはやや不十分かもしれません。降雪は問題ないと思います。用土としてはやや乾燥気味であればそれほど肥料分も必要ございません。水はけにご注意いただけるとなお良いと思います。

メキシカンブッシュセイジは初夏に植えて秋に咲きますか

Q:メキシカンブッシュセイジですが、今植えるとこの秋に咲きますか?草丈はどれくらいになりますか?株はどんどん大きくなりますか?常緑ですか?(福岡県 T様)

A:メキシカンブッシュセイジは株が小さいままでも季節になるとしっかり咲くものです。たとえばポット苗でも開花します。でも、せっかくですからしっかり大きくして開花させたいものです。草丈は1メートルから1.5メートル前後、株も年々広がっていきます。常緑ではなく、秋には地上部がほぼ枯れますのできり戻すと、翌春に新芽がでます。

メキシカンブッシュセイジ

5月中旬、18cmポット苗・一株を植えたメキシカンブッシュセイジ(中央)。10月の様子。

領収書が必要な場合はどのようにしたら発行してもらえますか

Q:領収書が必要な場合はどのようにしたら発行していただけるのでしょう

A:ご希望の領収書の種類と、ご希望のタイミングによって異なります。

まず、代引きでご購入いただいた場合は送り状伝票に付属の配送業者が発行する代引金額領収書が領収書となります。 (税務署で認められている会計法規上正式な領収書 となります。)
そのため、二重発行になりますので当店では発行いたしかねます。
下記ページもご参考ください。
https://faq-biz.kuronekoyamato.co.jp/app/answers/detail/a_id/4316/~/代金引換(宅急便コレクト)で、領収証は発行されますか?

その他のお支払い方法の場合は、領収書のご希望を承ります。
1.手書きの領収書が必要な場合
A.ご注文時(または発送前まで)に御希望いただければ同封いたします。
ご注文時の「備考欄」に領収書ご希望の旨、但し書きなど必要でしたらお伝えください。手書きの領収書を商品に同封させていただきます。

B.商品到着後に領収書が必要になった場合
切手貼付の返信用封筒(郵送先記入)を郵送してください。受領次第、速やかに領収書を送らせていただきます。

2.PDFファイルによる送信をご希望の場合
ご注文時、または到着後であっても御希望いただければ対応いたします。ご注文時のお名前と、ご注文日をお伝えください。

クローブピンクはグラウンドカバーに使えますか

Q:クローブピンクについて教えてください。横にも広がるみたいですね。グラウンドカバーとしてつかえるでしょうか。高さはどの位でしょうか。また常緑でしょうか。(神奈川県 T様)

A:クローブピンクは割と横にも広がりますが、株元はべたっと地面に付くわけではないですので、純粋なグラウンドカバーとしては使いにくいかもしれません。ただ、横広がりの形を生かすと楽しめると思います。草丈は環境にもよりますが、ほぼ20cmぐらい、開花時には、花茎分伸びます。常緑です。そのかわり古い枝は株元が落葉しやすいため、見た目を良く、コンパクトに保つため冬にしっかり刈り込むと良いでしょう。

土の袋詰めについて

Q:用土の量り売りについて教えてください。量り売り1リットルを5個注文したら、1リットルの袋詰めで5個届くのでしょうか。

A:量り売りの場合、1リットルを3個ご注文いただきますと、少し大きめの袋に3リットルを詰めた1袋をお送りいたします。

10リットルの場合は10リットル大袋が販売単位となります。

また、例えば15リットルの場合は、10リットルの大袋1袋と、5リットルを詰めた袋が1袋となります。

袋詰め

日陰もしくは日光の当たらない室内でも育つハーブはありますか

Q:東京在住なのですが、日陰もしくは日光の当たらない室内でも育つ(できれば食べられる)ハーブを探しています。できればポット苗のまま育つとよいのですが。まとめて購入したいと思いますので、ご存知であれば教えてください。(東京都 T様)

A:日光が当たらないとなりますと、かなり条件的には厳しいものがあると思います。さらに、室内ですと通風も十分ではないでしょうから病害虫の被害もより深刻だと思います。ポット苗はかなり限定された環境で、十分に根も張ることができません。収穫目的ということならばできるだけ鉢植えなどで、ベランダなどでの栽培が良いと思います。

屋外の日陰であれば、チャービルイタリアンパセリなど日陰向きの食用ハーブがおすすめです。

チャービル

日陰でも育てやすいチャービル

ダイヤーズグリーンウィードとスパニッシュブルームはどちらが花期が長いですか

Q: コデマリと並べて銀木犀の手前に植える花を探しています。花期が長く山吹のようにあふれるように咲くのは、ダイヤーズグリーンウィードスパニッシュブルームと、どちらでしょうか?(埼玉県 Y様)

A:どちらも黄色い花が美しい種類ですが、株の姿は結構異なります。ダイヤーズグリーンウィードは剪定するとかなり枝分かれして株元から幅広く育ちやすいですが、スパニッシュブルームは株元は細身で、大きくなると上部が広がった形になります。花期の長さとしてはダイヤーズグリーンウィードのほうが若干長い感じです。スパニッシュブルームは特徴のある株の姿はコデマリとは対照的ですので、そのあたりを生かすのも良いかもしれません。

黄色い花のワイルドストロベリー

Q:黄色いお花のワイルドストロベリーはございませんか?

A:申し訳ございません。当店ではご希望にかなう種類は栽培しておりません。御了承願います。ちなみに、ヘビイチゴ(Duchesnea chrysantha)はワイルドストロベリーによく似た葉の形で黄色い花です。

また、同じバラ科のPotentilla属も成長の具合によっては葉が似たような感じになり、黄色い花をさかせます。Potentilla rectaはオオヘビイチゴとも呼ばれます。

ドワーフアルパインサンドワートは日陰でも育ちますか?

Q:ドワーフアルパインサンドワートの花に少しひかれています。これは日陰は無理でしょうか。朝だけちょっと日が射す花壇です。雨もあまり当りません。(東京都 M様)

A:雨が当たらないというのはとても好条件です。ただ、日照も結構必要ですので、もう少し日が差すとなお良いと思います。おそらく徒長してきれいな形にはなりにくいかもしれません。

モッコウバラは秋にも咲きますか?

Q:ツルばらをそだてて見たいのですが子供が小さく、とげが心配ですのでモッコウバラを試してみようと思います。モッコウバラは春だけの一期咲きでしょうか。秋などにも咲きますか。

A:モッコウバラはバラを育てたことの無い方にも安心して試していただける種類です。基本的に一期咲きで春のみの開花です。香りの良い白花も楽しいと思います。本格的なツルばらとはすこし性質も異なりますが、つるの取り回しなど勉強になると思います。

モッコウバラ

セントジョンズワートの育ちかた

Q:セントジョンズワートですが、育った後の大きさや形を教えてください。つる性ですか?どのくらいの高さになりますか?また鉢から小さなトレリス(30cm)を伝わせる形は可能ですか?細かいこと色々聞いてすみません。(兵庫県 H様)

A:おおまかなところですが、まず、地植えの場合ですと株幅、草丈とも50cmぐらいに育ちます。肥料の効いた場所ならさらに大型になることもあります。花の時期には花茎が伸びてきますので80cm以上になる場合もあるでしょう。冬はそれまで伸びたところは枯れてロゼット状になって地面に這うようになります。翌年は株が広がります。種も落ちて増えることが多いです。つる性ではありません。

トレリスを伝わせる形ですが、所々留めればできないことは無いと思いますが、自立しますので特にトレリスを使う必要も無いように思います。

シソ科ではないベルガモット

Q:シソ科では無いベルガモットのお取扱は有りますか?

A:オイルを採取するのに使われる、いわゆる柑橘のベルガモットオレンジのことだと思いますが、残念ながら当店では栽培しておりません。お問い合わせも多いですのでいつか販売できるようにしたいのですが・・・。御了承願います。

ベルガモット(モナルダ)

こちらはシソ科のベルガモット(モナルダ)

ステビアの利用方法

Q:ステビアを料理等に使用する場合は、どのように使うのでしょうか?(生のまま使用?) お手数ですが、よろしくお願いいたします。(福岡県 F様)

A:生でも使うことはできますが、アクがあります。ざる等に入れて、熱湯をかけることでアクを流してから使うとなおよいでしょう。湯の色が変わるほど出ることもありますので、何度か繰り返してみてください。

ジャスミンの耐寒性

Q:ジャスミン(Jasminum officinale)の耐寒性について教えてください。こちらは兵庫県南部ですが、冬季は保護が必要でしょうか。また、寒さにも強いジャスミンを教えてください。フェンスに巻き付かせて使いたいと思います。

A:おそらく、ある程度大きい株になったら十分冬越しすると思います。こちら山陰の松江でも、大株は地植えで越冬しております。ただ、この前の冬は、さすがに地上部がほとんどダウンしてしまい、春遅くなってからようやく太い枝から新芽が出てきました。基本的に、柔らかい枝は剪定して冬を迎えれば大丈夫でしょう。もしできるのなら風よけを。当店で比較的寒さに強い種類となりますと、ヤスミヌム・アングレールがおすすめです。こちらは絡む力も強いですので、用途にも向いていると思います。

イングリッシュラベンダーの露地栽培

Q:ピンクのラベンダーを探していました。ヒッドコートピンクピンクパフュームを考えておりますがこちらでの露地栽培は可能でしょうか?難しいですかね・・・。(大阪府  S様)

A:夏の暑さが厳しい近年、暖地でのイングリッシュ系のラベンダー栽培はある程度ポイントを押さえる必要があると思います。まずは、風通しと水はけを十分にすることと、真夏の日中は陰を作ってやるのも有効です。また、夏(その前の梅雨)を迎えるまでに、しっかりとした株に育てることも大事です。そのために、秋から冬、最低でも春早いうちに植えられることをお勧めいたします。また、花のあと、秋初め等の剪定は積極的に行い、蒸れを防ぎ株の負担を減らしてやりましょう。

ピンクパフュームラベンダー

ドライハーブやハーブティー用のラベンダー

Q:こんにちは。素人で知識がありませんので教えていただきたいのですが、ラベンダーの花を乾燥させて酢に漬けたり、ハーブティで飲んだりしたいのですが、この品種(イングリッシュラベンダー)で良いでしょうか?違う場合は品種の名前を教えていただけますか?又、この1ポットが60cm位に大きくなるのでしょうか?花がたくさん咲くのはこの品種ですか?質問ばかりですみませんが、宜しくお願い致します。(神奈川県 D様)

A:ご質問ありがとうございました。香りを楽しむのであれば、イングリッシュラベンダーで構わないと思います。また、この種類をもととして、改良したり選抜したりした種類もございますので、ご検討いただいてはいかがでしょうか。それぞれに特徴がございますが、香りの良いオカムラサキや、花色の美しいブルーマウンテン、暑さにも比較的強いイレーネ・ドイルなどもお薦めです。他にも花がピンクや白のものなどもございます。

ブルーマウンテンラベンダー

また、ある程度時間はかかりますが、一株で60cmぐらいには十分育ちます。開花は品種の差よりもむしろ株のコンディションによるところが大きく、一概には言えません。健全な株に育てれば十分ご満足いただけるほどの開花は期待できます。

秋から成長するツル性ハーブはありませんか?

Q:夏が過ぎて、落葉し始めるものもあってフェンスに絡ませていた植物が寂しくなりました。目隠しという点でも何かこれから伸びるツル性のものがあれば良いのですがお薦めはないでしょうか。

A:残念ながら、ツル性の植物は主に暖かい時期に成長する種類が大半です。寒い時期にはほぼ活動をとめるものがほとんどですから、むしろ春からしっかりと伸びるように、十分な土作りをして冬の間か春の初めに植えるようにしてみてはいかがでしょうか。お住まいの地域にもよりますが落葉しにくいものを試してみられると次の冬は安心だと思われます。

カーペットグラスのグラウンドカバー

Q:カーペットグラスをグラウンドカバーに使ってみたいと思います。常緑ですか?芝生のように踏んでも大丈夫ですか?(愛媛県 N様)

 

A:基本的に落葉はしませんが、寒い地域では葉の色がグレーに近くなることもあります。強い風にさらされるなどなければおそらく愛媛では大丈夫だと思います。踏みしめには強く、踏まない場所はやや草丈が伸び、踏む場所は密になり、立ち上がり少なく、葉のサイズも小さくなります。

 カーペットグラス

タイムの成長と手入れ

Q:タイムについて質問です。画像のような大きさになるまでの間に、何か手入れをする必要がありますか?(枝の刈り込みその他、たとえば中心が詰まってくるのをすくなど、しないとだめでしょうか?)それともただ鉢に植えっぱなしでいいでしょうか?(茨城県 H様)

 

A:環境さえあうのなら、はじめのうちはそれほど剪定しなくても大丈夫です。ただ、剪定をして不要な枝をのぞいたり、おっしゃるように枝をすいて風通しを良くするなどしていただくとより健全で形良い株になりやすいでしょう。特に花の後、梅雨前に剪定をしてやったり、春先に刈り込んで形を整えると枝振りもよく、花もよく咲くことにつながると思われます。また、手入れをすることは、同時に株の不調を早めに知るためにも大事な作業です。手をかけてやれば自ずからハーブも答えてくれるでしょう。

レモンマリーゴールドとパイナップルセイジの植えかえと剪定

Q:夏に放置していたら、花壇のレモンマリーゴールドが縦横1.5メートル以上、同じくパイナップルセイジが縦横1メートル以上になって他の植物を圧迫したり枯死させていたんです。 普通の植木みたいに掘り上げて植え替えても大丈夫でしょうか?植え替えに際してバッサリ切り戻したら大きさを調整できますか?植え替えで減る根とのバランスをとるには どれくらいの大きさを残して選定すればよいですか?(愛知県 D様)

A:レモンマリーゴールドが1.5メートルとは、盛大に育ちましたね。パイナップルセイジの1メートルは決して珍しくはないですけれど。どちらも植え替えはそれほど難しくありませんので大丈夫です。ただ、いずれも現在または今後開花の時期だと思いますので、花が終ってからが安心です。ベストは春先に新芽が伸び始める頃です。
剪定はかなり地際まで切り詰めることができます。しっかり切り詰めていただければ根の負担もそれほどないと思われます。または全体の1/3が残るぐらいでも構わないでしょう。
また、レモンマリーゴールドは夏前に軽く剪定してやると、秋の開花時に程よいサイズにまとめやすいと思いますのでお試しください。パイナップルセイジはもっと樹勢が強いですからちょっと難しいと思いますが。

ジャスミンティーに使われるジャスミンは?

Q:ジャスミンがいろいろありますが、ジャスミンティーに使われるのはどれでしょう。また、どれがおいしいですか?

A:いわゆるフレーバーティーのひとつであるジャスミンティーはマツリカ(Jasminum sambac)というジャスミンを使って作られます。当店のジャスミンは主に香料用、観賞用として使われる事が多い種類です。ハーブティーにブレンドする事は可能ですが、マツリカのような香りはそれほど期待できません。

マツリカの八重花

ブルーキャットミントの植え場所について

Q:ブルーキャットミントについて教えてください。幅2mちょっとで奥行き1mほどの花壇なのですが、ガレージと家の影となってあまり日があたりません。ミントは大丈夫でしょうか?また、この大きさの花壇には、どのくらいの苗を植えると適当か、もしわかれば教えてくださいませ。(三重県 W様)

 

A:キャットミントは「ミント」とついておりますが、いわゆるミントとは異なる種類で、より日当たりを好みます。おそらくこの場所では軟弱な成長となる可能性も高いと思われます。できればもう少し開けた場所のほうがよろしいかと思われます。むしろ、普通のミントのほうが良好に育つでしょう。ちなみに、この大きさの花壇ですと3株から4株ぐらいが適当でしょう(奥行きには少し余裕がありすぎかも)。風通し、日当たりがよい場所でできるだけコンパクトに育てると見栄えも見事です。

ティートゥリーを植える時期

Q:ティートゥリーですが、今(7月)地植えしても可能ですか??植える時期が今なのかわからなくて・・・暑さには強いみたいですが、水切れが苦手とか。でも、秋からですと寒さで枯れないでしょうか。(東京都 U 様)

 

A:確かに、小さな苗ですと水切れするとかなりダメージは大きいと思います。7月からなら水切れへの注意は必要だと思います。寒さは恐らく大丈夫でしょう。ここ松江ですとマイナス5度ぐらいでしたら少し葉が痛む程度、もう少し寒い地域で、葉が落葉しても株がしっかりしていれば春に芽吹く事が多いです。季節が落ち着いた秋からの方が良いかも知れませんね。

日陰でパイナップルミントは育ちますか

Q:こんにちは。パイナップルミントは日陰は無理でしょうか?初夏から秋までは日があたりますがそれ以降は全く日があたりません。また大きさはどの位に成長するのでしょうか?宜しくお願い致します。(広島県 S様)

A:パイナップルミントはあまり強い直射日光、例えば真夏の日中の日差しなどが当ると葉やけを起こしてしまう事がよくあります。ただ、有る程度の日照は必要です。冬から春まではそれほど目立った成長もしませんのでそれほど問題はないと思いますが、夏の日差し対策は必要だと思います。地植えで、かなり肥えた場所ならば60cmとかそれ以上に成長します。時々剪定をしつつ、適度な高さに保つようにすると良いでしょう。また、横にも広がりますので同様に雑草化しないようにする事も大事だと思います。

パイナップルミント

パイナップルミント

プラティアの耐踏性は?

Q:プラティアをグラウンドカバーに使おうと思っています。耐踏性が高い種類はどれでしょうか。教えてください。西日が強い所でも大丈夫でしょうか。(岐阜県 H様)

A:プラティアはグラウンドカバーの中でも柔らかく、踏まれるとかなり傷む場合があります。比較的葉がしっかりしているアングラータでも、時々歩くような場所では不向きだと思われます。また、極端な乾燥には弱いため、西日が強い場所と言うのもあまりお薦めできません。タイムやカーペットグラスなど試して見られてはいかがでしょうか。

ホワイトセイジの育て方と葉の色について

 

Q:今までドライのホワイトセージを使っていましたが、今回自分でも育ててみたくて注文しました。たくさん収穫したいのですがなにか注意点はあるでしょうか。ハーブはあまり育てたことがありません。また、私が以前購入したドライは本当に真っ白ですが、生の葉はグリーンがかっています。なにか違いがあるのでしょうか。(山形県 N様)
 
A:ホワイトセイジは過湿に弱いですから、鉢植えで雨のかからない所で栽培する方が安心です。また、たくさん収穫したいとのことですので、鉢も縦長の大きいものが良いでしょう。水のやりすぎは控え、なるべく水やりの間隔を空けるようにしてください。そういう意味からも大きな鉢がお薦めです。購入されたドライは原産地または気候が近いものかも知れません。相当乾燥した地域では葉色が白に近づくと思います。また、夏場よりも、冬は白い色が強くなるはずです。なるべく葉色が原産地に近い色になるよう育てると、良い結果が出せると思います。

ラベンダーの増え方について

Q:ラベンダーですが、放っておいても増えていきますか?それとも挿し木とかしないと増えませんか?(岡山県 S様)

A:株のサイズは徐々に大きくなっていきますが、基本的に一株は一株のままです。そのため、種子で広がっていくとか、横に伸びていくようなことはありません。まれに種子からも発芽しますけれど、それでどんどん増えていくことはなかなか難しいでしょう。増やすのでしたら挿し木が一番確実です。

ペニーロイヤルミントの毒性は

 

Q:アリやダニに悩まされています。友人からペニーロイヤルミントを植えることを勧められましたが、毒性があると聞いて躊躇しています。植え付けや手入れの時、手や肌についても大丈夫でしょうか。かぶれたりする心配は無いでしょうか。(茨城県 S様)
A:よほど肌が過敏でいらっしゃると言うような場合を除き心配されなくても良いでしょう。普段、当店スタッフも株分けや剪定等素手で行っておりますが、問題はございません。ただ、傷などがある場合は注意された方が良いかも知れませんね。ちなみに、食用には向きませんので、料理やハーブティーに用いることはお控えください。
ペニーロイヤルミント

ペニーロイヤルミント

セントジョンズワートの花

Q:セントジョンズワートについてお尋ねします。知人に開花までに時間が掛かると聞いたのですが、今年、花は咲きますでしょうか?そもそも花は咲きやすいのでしょうか。〔岡山県 Y様)
A:開花まで時間がかかると言うことは無いと思います。ある程度の大きさになれば初夏には開花することが多いです。残念ながら今は5月ですので、今、苗の状態のものを植えて今年咲くことは難しいかも知れません。ただ、来年にはほぼ咲くと考えていただいて良いでしょう。花は咲きやすい方だと思います。ポット苗でもそのまま咲いたりすることがあります。岡山北部の蒜山高原の牧草地などにもところどころ見かけたことがあります。恐らく牧草の種子に混じってきたものだと思いますが、機会があればご覧になられると良いかも知れません。
セントジョンズワートの花

セントジョンズワートの花

ハーブの肥料の選び方は?

 

Q:ハーブ初心者(園芸も)です。ベランダと小さな花壇でキッチンハーブを中心に育てています。HCにはいろいろな肥料が売っていて、いつも何を使うか迷います。液肥と固形肥料、化学肥料と有機肥料、どのように選べば良いのでしょう。「ハーブの肥料」というのを選ぶのが無難でしょうか。(静岡県 N様)
A:そうですね、特に育て初めのころは肥料について迷われることが多いと思います。園芸店やホームセンターの棚にはそれこそより取り見取り、高いのから安いのまでありますしね。液肥は一般的には即効性があり、固形肥料はゆっくり効くと言われています。固形肥料は植え付けの際、土に混ぜるタイプのを混ぜたり、土の上に載せるように使ったりします。液肥は成長の具合を見て一月に一回か二回程度やればよいでしょう。株や葉が小さめなハーブならそれほど多用する必要はありません。
化学肥料は比較的取扱いが容易です。初心者でも説明書に従えば安心してお使い戴けると思います。「ハーブの肥料」も悪くは無いと思いますが、すべてにOKというわけではないように思います。慣れてくると、どのハーブがわりと肥料が必要で、どれが肥料は控え目が良いと言うようなことも分かってくると思います。それに応じて肥料も変えてみても良いですね。
有機肥料は化学肥料に比べるとちょっと慣れが必要かもしれません。ただ、キッチンハーブをお育てと言うことですので、徐々に慣れてこられましたら有機肥料を使った栽培にもチャレンジして見られてはいかがでしょう。また、当店で販売している微生物肥料もお薦めです。
いずれにしても与えすぎには注意してください。
微生物肥料

当店オリジナル微生物肥料

グロッソラベンダーの種子と増やし方

 

Q:町内の緑化運動でグロッソラベンダーを街路に植えようと思っています。数が数で予算も限られているので種子で育ててみようと思いますがお取り扱いは無いのでしょうか。(和歌山県 N様)
A:グロッソラベンダーはラベンダーの交配種のため、種子では増やすことができません。そのため、挿し木で増やすのがよいでしょう。成長は速いですので、数株を親株として育てて、それを元に挿し木で増やして見られてはいかがでしょうか。もし種子があったとしても、挿し木で増やす方が結果的には早い場合が多いと思います。
下記ページも参考にしてみて下さい。
グロッソラベンダー

グロッソラベンダー

レックスローズマリーのサイズは?

 

Q:レックスローズマリーをベランダで鉢植えで育てたいのですが、大型ということですが、どのぐらいの背丈になりますでしょうか? マリンブルーとトスカーナブルーも候補にしています。それぞれの成長した大きさを教えてください。
A:大型の部類に入るローズマリーでも鉢植えですとそれほど大きくなることはありません。もちろん、鉢のサイズを大きくすればサイズも比例して大きくなりますが、剪定によってもサイズを抑えることができます。3種類を比べると、レックスは株立ちがやや細身になります。マリンブルーとトスカナブルーは比較的似た感じでややがっしりとした形になります。ただ、鉢植えで剪定しつつ育てると、3種類ともそれほど大きな差は出にくいことが多いです。

ヘリオトロープの花はいつ咲きますか

 

Q:ヘリオトロープですが、苗から植えて写真のように開花するのはいつでしょうか?一度植えると毎年花を咲かせてくれるのでしょうか?(埼玉県 N 様)
A:時期にもよりますが、ある程度暖かければどんどん成長して早い場合は2〜3カ月で開花することもあります。開花は毎年と言うよりも気温が高い時期は断続的に咲きます。寒い時期も暖かい部屋の中などでは開花し続けることもあります。新しい枝が伸びるよう、剪定することもポイントです。
ヘリオトロープ

甘い香りのヘリオトロープ

非常に調子が良かったり、タイミングが良いと、下記のように苗からひと月で成長・開花することもあります。

オレガノはドライにしてから料理に使うのですか

 

Q:オレガノは料理に使う時、ドライにして使うと良く言われますが、生では使えないんでしょうか。マジョラムもそうですか?(奈良県 S様)
A:オレガノもマジョラムも生のままでお使い戴けます。ドライにすると若干風味が違ってまいりますので、そちらを好まれる方もいらっしゃいますが、生が手に入る時にはどんどん使われてみてはいかがでしょうか。フレッシュもけして悪くない香りだと思います。また、オレガノは特に冬場、乾燥した所で育てていると、ドライに近くなり、小さな葉でも強く香るようになりますので試して見てください。

レモンバームの更新

 

Q:レモンバームは何年かすると香りが悪くなってくるとある本で読みました。何年かに一度新しく株を購入するのが良いのでしょうか。また、庭の何ヶ所かにこぼれ種でレモンバームらしいものが出ています。これは使わない方が良いのでしょうか。(福岡県 K様)
A:レモンバームは植えっぱなしにしていると、株の勢いが弱くなってくるのは確かです。株に刺激を与えるために株分けを兼ねて植え替え、新しい土や肥料を追加すると良いでしょう。もちろん、新しい株を導入されるのも良いですよ。こぼれ種の方は、若干香りが変わってくる場合もあるようです。時には、良い香りのものが出てくる可能性もありますので、少し大きくして試して見てはいかがでしょう。もし良い香りでしたらそれは大事に育てて挿し芽などでふやしていきましょう。
レモンバーム

レモンバーム

ラムズイヤーの性質は?

 

Q:ラムズイヤーは他のハーブのように繁殖力は旺盛でしょうか?病気、虫への耐性はいかがでしょうか?(大阪府 M様)
A:基本的に横に広がりますし、乾燥した所でも、また、ある程度湿り気のある場所でも育ちます。どちらかと言えば繁殖力旺盛といえるでしょう。ほったらかしにしますと根詰まりを起こしますので、できれば毎年でも株分けするとなおさら良いでしょう。病気、虫もそれほど悩まされることは無いと思います。バッタやナメクジによる食害はたまにあるかもしれません。

ストロベリーとタイムの適地

 

Q:ワイルドストロベリーとイブキジャコウソウを同じスペース(南向きで水はけの良い花壇です。)で地植えしたいのですが、水やりなどの関係で大丈夫でしょうか?また、白花クリーピングタイムとイブキジャコウソウで迷っています。育てやすいのはどちらになりますか?(大阪府 S様)
A:ワイルドストロベリーはどちらかと言えばやや湿り気味を好み、イブキジャコウソウは乾燥を好みます。水はけの良い南側花壇ですと、夏にワイルドストロベリーにとっては厳しい環境かも知れません。水やりを増やすと、今度はイブキジャコウソウの蒸れが心配となります。この花壇はイブキジャコウソウの方が向いているように思われます。白花クリーピングタイムはイブキジャコウソウよりも乾燥を好みます。当店で栽培している感じではイブキジャコウソウの方がいくぶん丈夫なように思います。

商品の日時指定をする際の目安は?

 

Q:時々仕事で家を空けることがあるので、日時指定をして送ってもらいたいのですが、おおよそ何日前に入金すれば間に合いますか、また、その場合注文はどれぐらいまでにすれば良いでしょうか。(群馬県 I様)
A:定休日(月曜日)を除き、基本的にその日の朝(前日の夜)までに御入金戴ければ当日中に発送いたします。その場合、群馬県ですと、翌日14時以降の着となります。午前中及び12-14時指定ですと翌々日になります。同様に、ご注文への対応は当日午前中までならできるだけ当日中に確認してお返事ができるよう努めております。
ですので、お客様の場合ですと、土曜日午前着をご希望でしたら、水曜日午前までにご注文頂き、木曜日の朝までに御入金手続戴けると確実です。また、土曜日午後14時以降着でよろしければ木曜午前までにご注文、金曜午前までに御入金手続戴ければまず大丈夫です。
(発送地域やお支払方法によっても異なりますので、あらかじめお問い合わせください。)
下記ページも参考にしてください。

エッセンシャルオイルと植物の香りは同じですか

 

Q:マートルのエッセンシャルオイルの香りが好きで、苗を買って育ててみようと思っています。鉢植えで室内でも育ちますか。やはりオイルと同じ香りがするのでしょうか。(新潟県 S様)
A:新潟ですと恐らく鉢植えの方が安心だと思います。ただ、室内よりも暖かい時期は外で育てられた方が良く育ちます。葉の香りはオイルの香りと比較的似ておりますが、オイルほどは強くありません。置いてあって香ると言う感じでは無いですので御了承ください。

プルモナリアの冬の管理

 

Q:プルモナリア(ラングウォート)ですが、草丈は何cmくらいまで伸びるでしょうか?こちらは石川県ですが冬の管理は難しいですか?今年のように積雪が多いと押しつぶされるのですが屋外に植えても平気ですか?(石川県 H様)
A:草丈は、秋から春先まではわりと葉が地面に近く、べたっとしていることが多いですが、暖かいシーズンには30センチ前後まで立ち上がります。開花時にはそれより少し花茎が伸びる種類もあります。寒さには強いので、冬も心配しないで大丈夫でしょう。雪の下では葉は傷みますが、株は問題ないですので、春先に傷んだ歯は剪定してみてください。

背の高い苗の発送

 

Q:丈の高い苗の場合(レモングラスや立性のローズマリーなど)、発送時にはピンチされておくられるのでしょうか。丈が長い木など、折らないで送ることができるんですか?
(東京都 N様)
A:基本的に発送時にピンチ(剪定)して送ることはございません。レモングラスなどの場合は折れない程度に折り曲げることはございます。丈が長い場合でも、高さのある箱を使いますので、極力そのままの形で送るように致します。但し、極端に長いものなどは御了承を得た上で剪定した上で発送する場合もあることもございます。

ラベンダーを長期間楽しむ組み合わせ

 

Q:今年の夏、花壇のラベンダーがだいぶ駄目になったので再挑戦しようと思っています。今度は何種類か違うものを植えてなるべく長期間花が楽しめるようにしたいと思いますが、どう言った種類がお薦めでしょうか。(大分県 I様)
A:そうですね、次のような構成はいかがでしょう。()内は一例です。まず春先に咲くフレンチ系(アボンビュー)、その次に初夏早めに開花するイングリッシュ系(ヒッドコート)、続いてラバンディン系(グロッソ)、花はすこし地味ながらスパイクラベンダー、イングリッシュ系ですが秋も咲きやすいブルーマウンテンイレーネ・ドイルもお薦めです。その他、年中開花しやすいフリンジラベンダーも良いかも知れません。大分ならレースラベンダーピナータも育てやすいでしょう。

アカンサスモリスの地植え

 

Q:アカンサス・モリスの葉が好きですが、庭が狭く、植えるのを躊躇しています。地植えすると大きくなると聞きますのでちょっと怖くて。剪定等で小さくすることはできないでしょうか。あまり日当たりがよくない、ちょっとじめじめした庭です。(兵庫県 S様)
A:そうですね、地植えをした場合、特に仰るような環境ですとまず相当に大きくなると思われます。残念ながら剪定等でも小さめに育てることは難しいのではないでしょうか。
代替案として、大きめの鉢植えで育てて見られてはいかがでしょう。葉の雰囲気が良いですから、やや背丈のある鉢だと良い感じになると思います。

アカンサスの大きめの鉢植え

モッコウバラのサイズと株数

 

Q:この冬、モッコウバラを植えようと思っています。午後から日陰になる東向きの場所で、窓の前のフェンスに絡ませて目隠しになるようにしたいです。幅3メートル、高さ1.5メートルぐらいになるようにしたいと思っていますが、何株ぐらい植えると良いでしょう。また何か注意することがあったら教えてください。
A:ご希望のサイズに広がらせるのでしたら一株で大丈夫だと思います。一年目から覆うのは難しいかも知れませんが、翌年辺りにはかなり満足行く程度に育つでしょう。根がしっかり張るように深く掘り、牛糞などを多めにすき込むと成長が速いです。(開花は少し遅れるかも知れません)

ヘリオトロープの冬越しのコツ

 

Q:ヘリオトロープについての質問です。いままで何度も育ててきましたが冬越えで失敗しました。またチャレンジしたいのですが、どのようにして耐寒冬させるとよいでしょうか。アドバイスがありましたらお願いします。(岐阜県 H様)
A:地域にもよると思いますが、地植えでは越冬は大変だと思います。鉢植えが安心です。できれば冬を迎えるまでに充実した株に育てましょう。また、霜に当ると葉が傷みますので最低でも強い風が当らない軒下で。真冬は室内が安心です。氷点下に下がらない程度で大丈夫です。また、春暖かくなって外に出す時には寒の戻りに注意してください。
万一地上部がダウンしても、春に株元から芽吹いてくることもあります。諦めずにしばらく待ってみるのもよいでしょう。
寒さで傷んだヘリオトロープの葉

寒さで傷んだヘリオトロープの葉

ラベンダーを大きくしすぎないようにするために

Q:花壇にラベンダー(グロッソ)を植えたのですが、あとで調べたら結構大きく育つみたいで20cmくらい離して植えてあるタイムやオレガノ、その他の花の成長に影響しないか心配です。

地面より上は剪定でコンパクトに出来たとしても、土の表面部や地中の根は、どんどん広がっていくのでしょうか?
根の広がり(横の広がり)もある程度おさえれる育て方、剪定の方法があれば教えていただきたいのですが。
よろしくおねがいします。(愛知県 N様)
A:そうですね、グロッソはかなり大きくなります。地植えで剪定しないと直径が1メートルに達することも希ではありません。
地上部をできるだけコンパクトに保つことはラベンダーにとっても枝折れや通風、また美しい形を整えるのにも有効です。開花後の軽い剪定、秋の強めの剪定、春前の形を整える剪定を行うと良いと思います。また、秋の剪定の際に株回りを掘って(スコップを突き刺して)根を切ることも有効です。これは新しい根を出すと言う意味でも実践なさると良いでしょう。一旦大きくなるとどのラベンダーも小さくするのは難しいですので小さいうちからあまり大きくしないように心がけると良いと思います。
ただ、20センチ離れたタイム、オレガノはさすがに厳しいかも知れません。開花時には花茎の長さもプラスされますので冬の間にもう少し離すと安心だと思います。

ラベンダーの強剪定

料理用のオレガノは?

 

Q:オレガノはたくさん種類があるようですが、料理に使うのにはどれが良いでしょうか。日当り良いベランダで鉢栽培(千葉)です。
A:料理用として良く使われる種類としては、グリークオレガノが栽培も容易でお薦めです。これよりは少し過湿に弱いですが、グリークオレガノ・カリテリは更に香りが強めです。同じくオレガノ・ミクロフィラも葉は小さめながら良い香りです。普通のオレガノ(原種)はとても丈夫なこととややマイルドな葉の香りです。甘めの香りがお好きならスイートマジョラムはいかがでしょうか。
オレガノミクロフィラ

ローズマリーの定植のタイミング

 

Q:ローズマリーを庭に植えようと思っています。小さな苗を購入してそのまま植えても大丈夫ですか。それとも鉢でしばらく育てて大きくしてから地植えした方がよいでしょうか。こちらは名古屋です。(愛知県 N様)
A:すでに植える場所が決まっておられるのなら苗をそのまま植えられても大丈夫でしょう。暖地の真夏や、寒冷地の冬のような極端な気候の場合は、しばらく鉢植えにしてそだてて、気候が安定してから地植えにした方が良いと思います。

北海道のラベンダーは?

 

Q:北海道でラベンダーを見てすっかりとりこになってしまいました。あんなふうに咲かせたいのですが、こちらにあるのですとどの種類でしょうか。ハーブも育てたことの無い初心者です。アドバイスお願いします。(兵庫県 N様)
A:北海道で良く見かける種類と言えばオカムラサキを代表としてヨウテイや早咲き(濃紫)3号、ほかにもいくつかございますが、オカムラサキは西日本の暖地では特に難しい種類です。ラベンダーの栽培に慣れておられれば、ヨウテイや早咲き3号の栽培をおすすめしますが、初めて育てられると言うことで、暖地でも栽培容易なグロッソやスーパーあたりからはじめるのが安心です。それらがうまく育つようなら上記の種類にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。もし、日当りや風通しの良い場所で栽培できるのなら思いきって北海道系にチャレンジしてみるのも良いかも知れません。

 

比較的育てやすい「ヨウテイ」

第四種郵便でのお支払方法

Q:第四種郵便で発送を希望したいのですが、代引きでの支払はできますか。カードではできますか。(宮城県 O様)

A:申しわけございませんが、第四種郵便郵便は御自宅のポストへの配達となりますので代引きは御利用戴けません。また、カード支払いにつきましては、当店の場合、クロネコ@ペイメントによるカード決済ですので、発送は宅急便に限られます。そのため第四種郵便または定形外郵便、メール便での発送の場合、お支払方法は銀行振込のみとなります。御了承ください。

月桂樹の生長

 

Q:月桂樹を時々料理に使うので庭に植えて葉を使いたいと思っています。苗は小さいですよね、どのくらいから使えるようになりますか?(神奈川県 Y様)
A:月桂樹(ゲッケイジュ,ローレル)は初期の生長が割合ゆっくりですので、惜しげなく使えるようになるには一年から二年はかかると思います。ただ、料理でも葉を使うのは一枚、二枚と言う単位が多いですからそれほど困らないでしょう。大きくなり始めるとすぐに使い切れないぐらい育ってまいります。

ドッグローズのローズヒップと乾燥

 

Q:ドッグローズは育ててどれぐらいで赤い実のローズヒップが取れるのでしょうか。鉢植えでもできますか?また、どのようにして乾燥させると良いでしょうか。また、この種類は四季咲きですか?
A:ローズヒップが取れるにはまず開花する必要がありますので、ある程度株を充実させなくてはいけません。一年目からと言うのはかなり難しいと思いますが鉢植のベランダ栽培で収穫までされたお客様もいらっしゃるので頑張ってみてください。葉と違って果実のため、乾燥はやや難しいです。自然乾燥では乾燥する前に黴が生えてしまうことも多いようです。なんらかの方法で加熱したり、電子レンジの併用などで上手に乾燥させてみてください。花は一季咲きです。
ドッグローズの実

クリーピングボリジは食用になりますか

 

Q:ボリジの星形の花が好きで育てています。多年草のクリーピングボリジと言うのがあるようで試して見たいと思っていますが、これは食用になりますか。(富山県 H様)
A:クリーピングボリジは、普通の一年草のものより小さくかわいい花が魅力です。是非お楽しみ戴ければと思います。さて、食用としてはこの種類は葉が小さくて硬めです。普通のボリジも大きくなると細かい棘が気になりますので料理用には若葉を使いますが、この細かい棘も小さな葉のうちから結構あります。どちらかと言えば観賞用としての価値が高い種類です。また、通常のボリジも花を飾りなどに使いますが、クリーピングボリジも同じように使えるでしょう。
クリーピングボリジ

ヘアリンス用ローズマリー

 

Q:ローズマリーを育ててヘアリンスを作ろうと思って探していました。たくさんの種類があるようですが種類が多くて迷っています。髪に良く、香りが良い種類はどれでしょうか?また、育てるのは初めてです。丈夫ならなお嬉しいです。(東京都 A様)
A:髪によく、香りが良いと言う点ではこれがおすすめと言うほどの違いは出にくいと思います。ただ、葉が小さかったり、成長が遅いものは利用しづらいですので、成長が速く葉も大きめ、強健と言う条件で選ぶとすると次のようなものはいかがでしょう。マリンブルートスカナブルーレックスファーノーハーディーセイレム。と言った所です。

マドンナリリーの開花までにかかる年数

 

Q:マドンナリリーの発売開始を首を長くして待っています。9cmポットと15cmポットがあるのですね。9cmポットでも翌年ぐらいに咲くのでしょうか。15cmポットのほうはどれぐらい早く咲きますか?(兵庫県 T様)
A:9cmポットの場合、おおよそ球の直径が3cm前後です。例えば秋植えにしても、翌年は球がまだ大きくなりますので開花は難しいと思います。早ければその次の年から開花することもあります。15cmポットのほうは9cmポットよりも一年程度育苗期間が長いですので、おおよそ翌年には開花する場合が多いです。時期によってはすでに開花した株と言うこともありますのでより確実です。

フィバーフューの香りについて

 

Q:フィーバーフューには強い香りがあるそうですが、どのような香りでしょうか?ミントみたいにポプリにも使えますか?(大阪府 W様)
A:フィバーフューは大まかに言えば菊に似たような香りと言えば分かってもらいやすいでしょうか。ちょっと癖がありますのでポプリには使いにくいように思います。お花屋さんで切り花として「マトリカリア」の名前で販売されていることも良くありますので香って見られると良いかも知れません。

コンポスト用のコンフリーは

 

Q:コンフリー、いくつか種類があるようですが、コンポスト用としてはどの種類が適しているのでしょうか。(山口県 O様)
A:やはり、栽培の容易さ、日なたでも良く育ち、大型になるコモンコンフリーが宜しいかと思います。葉も大きくなりますので量的にも有利です。ドワーフコンフリーはその名の通り、コンパクトで、強い日なたでは葉やけも起こしやすいですからむしろ観賞用として適しています。

タイムとチャイブの育ちかた

 

Q:料理用にコモンタイムチャイブを育ててみたいと思っています。これは株が増えていきますでしょうか。
A:コモンタイムは基本的に一株は一株のままで大きくなっていきます。増やすのでしたら挿し木が一般的です。チャイブは球根です。分球して葉が増え、株が広がっていきますので、掘り上げて分球(株分け)して増やすことができます。いずれのハーブも種子は出来ますし、こぼれ種でもある程度は増えますが、上記の方法が速く、確実です。

注文完了時に振込先や合計金額が表示されません

Q:先ほど注文して、注文受付のメールが届きましたが、メールに振込先が書かれていません。ホームページを探しましたが、どこにも見つかりませんでした。どこに書いてあるのでしょうか。ちなみにみずほ銀行への振り込みを希望です。
(山口県 N様)

A:お問い合わせありがとうございました。
ご注文確定後に送られる自動送信メールには振込先についての情報は記載されておりません。また、ホームページにも掲載しておりません。
振込先情報は、受注後、商品を当店がご用意して、在庫や送料などが確定してからあらためてお送りするメールの中でお伝えいたします。

これには理由がございまして、当店の商品の中には、グラウンドカバーハーブのように、何十株単位でご注文をいただく商品も多くあります。そのため、ご注文時にご希望数量が揃わない場合も少なからずございます(また植物苗という商品の性質上、品切れすると、次の発売までに相当時間がかかってしまいます)。
先にお振り込みいただくと、返金が生じることになってしまうため、商品の在庫数・合計金額が確定してから総額をお伝えしております。

また、ご注文後に、追加や変更、内容のキャンセルをご希望いただくことも決して少なくありません。加えて、用土を含んだご注文の場合、送料の計算がやや複雑です。

そのため、商品数、送料が確定してから合計金額をお伝えするようになっております。あらかじめご了承ください。

レモングラスの育てかたのコツ

 

Q:レモングラス、何回か育ててみましたが、うまく育ちません。地植えしても大きくならずに秋を迎えます。栽培が難しい感じがしますが 栽培の注意点などあれば教えて頂けますか?(京都府 U様)
A:一般に、レモングラスは地植えですと大きくなりやすく、夏にかけては育てやすいハーブです。大きくならないと言うことは、水が切れやすいとか、土が硬い、肥料分が足りない、日照不足などの原因が考えられます。思い当たる所はございませんでしょうか。普通のハーブよりもむしろ野菜を育てるような感じでお育て頂くと良いでしょう。また、根が下に向けて良く伸びやすいですのでしっかりと深く耕してみてください。株元にマルチをして地温を上げ、乾燥を防ぐのも有効です。お試しください。

潮風に強いハーブ

Q:海のそばに住んでいます。初心者でハーブはまだミントぐらいしか育てたことが無いのですが、潮風に強い種類はありますか?(神奈川県 W様)

A:一般にはローズマリーは潮風にも強いとされていますし、もともと海岸部に育っていたハーブもたくさんあります(シーキャンピオンなどのように名前に冠しているものもあります)。そう言った種類を植えるのも良いでしょうが、海岸付近では台風や強い風のあと、飛ばされてきた潮を洗い流してやることがポイントです。同様に、潮風が強く当る場所ならば、風よけを設けてやるのも効果的です。まずは、代表的な種類をいくつか育ててみて、お育ての場所にどう言った種類が合うか試してみることをおすすめします。

鉢底石はいりますか

Q:容器栽培では鉢底石はいれた方がよいでしょうか。また、どんなものを入れると良いですか?鉢底ネットはどうでしょう。(福岡県 Y様)

A:鉢底石は必ずしも入れなくても良いと思います。特に小さめの鉢で、用土も水はけが良い場合などは、用土の量を増やすためにも入れない方が良いでしょう。

ですが、過湿を嫌う種類には水はけを促進するためにも入れることをお薦めいたします。鉢底石には粒が大きなものなら様々なものが使えます。大粒の赤玉土や鹿沼土、軽いものではパーライトの大粒のものも良いですし、専用の軽石も販売されています。普通の石だと少し重くなりますね。発泡スチロールをちぎって使う方もいらっしゃるようですが、後々の片付けの時に問題が出てくるかも知れません。

また、鉢底石の用途として、大きな鉢に植える際、用土を節約するために多めに入れることもあります。特に大きな鉢は重さもありますので、軽めの鉢底石を使うほうが取扱が楽です。

鉢底ネットは用土の流出を防いだり、害虫などの侵入防止にも役に立ちます。ただ、必ずしも万全であるとは言えません。

鉢底石。この場合はパーライト

鉢底ネット

レッドベルガモットはオイルと同じですか

Q:レッドベルガモットはエッセンシャルオイルがとれる種類のハーブなのでしょうか。紅茶のアールグレイと同じ香りですか?(京都府 T様)

A:ベルガモットのエッセンシャルオイルをとる植物はミカン科のベルガモットという柑橘類のひとつです。いわゆるハーブで良く育てられるベルガモット(モナルダ)は、シソ科の植物で葉の香りが柑橘の方のベルガモットに似ているためそのように呼ばれます。モナルダの方はハーブティーにも利用されますが、アールグレイの香りとして使われるのはミカン科の方です。シソ科のベルガモットは栽培も用意ですし、切り花や観賞用としても楽しめます。

在庫数量表示について

Q:苗を注文する時に、「在庫○○個」といった表示があると、予定が立てやすくて嬉しいです。御検討願います。(奈良県 S様)

A:御希望ありがとうございました。現状ではスタッフがおおよその在庫を調べて「在庫あり」「在庫無し」などの設定をしております。種類が多いため、正確な数まで計上できかねております。また、苗と言う性質上、急にコンディションが変わる場合もあり、HP上の数量と同期させることはなかなか困難な場合も少なからずございます。そのため、今しばらくはこの表示を行なう予定です。「在庫希少」程度の表示は今後折りを見て導入できればと思っております。御了承願います。

ペニーロイヤルミントとペット

Q:ペニーロイヤルミントを庭で育てています。グラウンドカバーにしてますが、ネコと犬を飼っています。ペニーロイヤルミントには毒性があると聞きましたが、害があるのでしょうか。抜いた方がいいですか?(神奈川県 S様)

A:他のミントと比べるとペニーロイヤルミントには毒性があり、飲用などはあまりおすすめしておりません。最も注意すべきなのはエッセンシャルオイルでの利用です。一方、植えられているペニーロイヤルがあるからと言って、ネコや犬に害があると心配される必要はないでしょう。大量に食べるようなことは考えにくいですし。むしろ、ノミなどの害虫除けとして役立ってくれると思います。

芝生の代わりになるグラウンドカバー

Q:当方、○○市で造園業を営んでいるものです。グラウンドカバーを中心にハーブの苗を植栽に使おうと考えておりますが、芝生の代わりになるようなハーブを探しております。どういった種類が良いでしょうか。数百株単位で注文したいのですが卸の対応はしていただけるのでしょうか。また、その場合、取り引き条件等お知らせください。(大阪府 M様)

A:芝生の変わりになるハーブと言うご質問につきまして、一般に良く使われているのはクリーピングタイム(匍匐性タイム)の仲間です。こちらは乾燥地に向きます。もう少し湿り気がある場所でしたらカモミール(ローマン、ダブルフラワー、ノンフラワー)当たりが良いと思います。

さて、卸の件ですが、大変申しわけございませんが、当店は多品種少量生産をしておりますため、業者様等への卸売りは対応しておりません。御了承願います。

寄せ植えと単独植えどちらがよいですか?

Q:この春、料理用にタイムとローズマリー、オレガノを植えたいと思っています。ベランダで育てるつもりです。大きな鉢に寄せ植えするのと、小さな鉢にそれぞれ植えるのとどちらが良いのでしょうか。(愛媛県 T様)

A:見た感じでは、寄せ植えの方が見栄えがすることが多いと思いますが、成長やその後の管理のことを考えると単独で植える方が良いと思われます。いずれもある程度時が経てばそれなりに大きくなります。こまめに刈り込みを行なえば寄せ植えでも大丈夫ですが、それでもいずれ植え替えが必要になってくるでしょう。単独植えの場合はそれぞれの成長に会わせた管理も出来ます。鉢のサイズや高さなど、デザインも考えて植えれば3つ並べても面白いと思いますよ。

イタリアンパセリの肥料について

Q:去年の9月の初旬に鉢植えしたイタリアンパセリの苗に置き肥して追肥しようと思うんですがハーブ栽培の本に「春から初夏の生長期に」って書いてありました。今の時期から追肥しても大丈夫ですか? 終わりは7月いっぱいまで大丈夫ですか? 有機肥料が混ざってる化成肥料をもう買ってしまったんですが料理に使う予定のハーブに使っても大丈夫ですかね? 化成肥料は止めといたほうがいい場合、SORAMIMIさんの微生物肥料を買おうかなと思ってるんですが、置き肥で使えますか? あとSORAMIMIさんで購入したオレガノコモンセージを6号の鉢から8号の鉢に生長期に合わせて植え替えるんですが追加する土に肥料を混ぜた元肥を使っても大丈夫でしょうか? 愛知県で育ててます。質問が多くてすみませんがよろしくお願いします。(愛知県 S様)

A:まず最初に、追肥の時期ですが、今の時期でも大丈夫です。かなり寒い頃も成長をしますので。ただ、やりすぎはこれからの時期、アブラムシの害なども心配されますのでほどほどに。

施肥終わりの時期ですが、イタリアンパセリは基本的に二年草ですので、花が上がってきたらもうやらなくても大丈夫でしょう。後は、開花、結実させて次の世代を育ててみてください。

手軽な化成肥料でももちろん大丈夫です。これはどこまでこだわられるかの問題ですので。もちろん、微生物肥料でも大丈夫です。置き肥としてもお使い戴けます。ばらまくのではなく、団子のようにして株元から少し離して埋めていただくとなおよいでしょう。

オレガノとコモンセイジの植え替えですが、元肥で良いでしょう。もう成長が始まる時期ですのでお早めにどうぞ。

フレッシュハーブの販売について

Q:個人でレストランを経営しているものです。無農薬のハーブが使いたいのですが、フレッシュハーブのお取り扱いはございませんか?また、こちらがお願いして生産していただくことはできないのでしょうか。(兵庫県 O様)

A:お問い合わせありがとうございます。せっかくですが、当方は苗の生産が主でして、料理用などのフレッシュハーブは生産しておりません。また、現在の圃場やスタッフの数からしても安定して供給できる環境ではございません。御了承願います。

肥料とハーブの香りについて

Q:以前グレープセンテッドセイジを購入させていただき、順調に育っています。ただ、今年は香りが何となく薄れてきたように思います。肥料のやりすぎでしょうか。鉢植えで、日当たりのよいベランダで育てています。肥料のやりすぎでハーブの香りは薄くなりますか? (東京都 S様)

A:グレープセンテッドセイジについて、栽培環境による香りの違いは確認できておりませんが、おそらく季節や、株の状態によって香りの強さも変化するでしょうから、肥料のやりすぎで香りが弱くなったと言うのもありうることだと思います。一般に、過酷な環境で育ったものの方が香りが強くなります。タイムなどでも、肥料多めで、水もたっぷり、半日陰など、穏やかな環境では葉も柔らかく、香りも優しくなります。

フサアカシアの越冬について

Q:フサアカシアについて教えてください。大阪北部ですが、外に出しっぱなしで越冬および越夏できるでしょうか?直径40センチのポットに植える予定です。

A:冬越し、夏越しについては問題ないでしょう。ここ松江でも屋外で越冬しております。40cmの鉢と言うとかなり大きめですが、フサアカシアは非常に大型の植物です。どちらかといえば鉢植えには不向きです。栽培自体は可能なのですが、開花するまでのサイズに育つかどうかは残念ながらお答えし辛いです。申しわけございません。

ローズマリーは室内で育てられますか?

Q:はじめまして。ローズマリーの香りは、記憶力アップやリラックスの効果に良いと聞きました。仕事部屋にあったらいいなと思います。香りは結構強いですか?室内で育てられるでしょうか?育て方などは教えていただけますか?また、うまく育てられたら、どのくらい持つのでしょうか?(京都府 T様)

A:お問い合せありがとうございました。ローズマリーの爽やかな香りは良いものですよね。ただ、置いてあるだけでは香りは非常に弱く、葉をこすったりすることで香りが良く出ます。また、室内では日照不足でひょろひょろに育ちやすいですのでできれば屋外のほうが良いでしょう。

もしご希望なら鉢植えで時々外に出してやると良いでしょう。お仕事の際には近くに置かれて楽しまれてはどうですか?

育て方は発送時に説明書も同梱しておりますし、お受け取り後もメール等でご質問承りますのでお気軽にどうぞ。当店では鉢植えで既に15年以上たったローズマリーもございます。(時々の植え替えは必要ですが)

出窓でハーブを育てたいです

Q:家の出窓(奥行き30センチ、幅120センチほど)でタイムと、カモミール、ゼラニウムを育ててみたいです。日当たり良好で、出窓のサイドは開きますので(網戸)風通しも良いと思います。室内栽培は難しいとのことですが、この環境でチャレンジしてみたいと思います。上手くいくでしょうか。園芸初心者で、ほとんど育てたことがありませんが、ベランダもないので他に選択肢がありません。

(京都府:F様)

A:そうですね、もともと野生味の強いハーブ類は、室内栽培はやはり相当の難しさがあります。特に初めてお育ての場合は失敗することも多く、収穫を目的にされる場合なら、タイムは徒長しやすくなりますし香りも弱くなります。カモミールも、おそらく花の数も少なくなりやすいですし、病害虫が発生した場合は抑えきれなくなると思います。ゼラニウムはまずまず育つと思いますが、こちらも徒長に気をつける必要があると思います。
もちろん、収穫は二の次として、育ててみたいということであれば失敗もまた良い経験、勉強になりますので、お試しいただくことには反対は致しません。是非チャレンジしてみてくださいとお答えしたいところですが、失敗することも前提に入れたほうがよいかもしれません。
ちなみに当店のお客さまで、園芸店にお勤めで室内栽培を(敢えて)趣味で楽しんでおられる方がいらっしゃいますが、その方も「一般の方には苦労が多くてお勧めできない」と仰っていました。
上手くいかなくても、今後、屋外で育てる機会にはこの経験はプラスになると思いますから、一度育ててみると色々わかることも多いと思います。

(追記)

この後チャレンジいただいたF様より、栽培報告がありました。

「ローズゼラニウムは、仰った通り、比較的いい感じに育って、満足しています。ですが、やはりタイムはひょろひょろになって横に倒れてしまいました(水のやり過ぎかもしれません)。香りも確かにあまりしません。カモミールも、数輪だけ咲いて、カビが生えるように枯れていきました。でも、一回だけハーブティが楽しめました!。この環境では難しいということがいろいろわかりました。ゼラニウムはうまくいきそうですので他の種類も試してみます。」