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ティートゥリー

台風で折れてしまったティートゥリーのケアは?

Q:お世話になっております。

数年前に購入させていただいて、順調に育ってくれていたティーツリーが、昨日の台風で無惨にも折れてしまいました。

写真を添付していますので、今後のお手入れについてアドバイスを頂けると助かります。

お忙しいところ、お手数をお掛けしますがよろしくお願いします。

ティートゥリー

(福岡県 H様)

A:写真拝見いたしました。これは大変でしたね。
ティートゥリーは折れやすく(裂けやすく)、当店の株も数年前雪で同じようになりました。
ただ、株が倒れたわけでなく、幹が残っているので大丈夫だと思います。
まず、下記の写真を見ていただき、

完全に折れてしまった手前と左側の枝を剪定し、右側に残っている枝を残します。この時、今後の風などの影響も考えて短めに指定の位置あたりで剪定してください。
もしこの枝が、本来の状態よりも倒れているようなら下から支柱などして保持して、あまり揺れないようにしてみてください。

おそらくこの冬までに、または来年の春から初夏にかけて株元から新芽が出てくると思います。下のページにあるよう、かなり下の太いところからも出てきますので、その後バランスを取るように剪定してみてください。ティートゥリーは枝の構造上、やや裂けたり、折れたりしやすいですので、あまり背丈が高くならないよう、適度な高さに収める方が良いでしょう。そのため、花の後の剪定も行うことをお勧めします。また、剪定には強い種類ですので、小さいうちからあまり背が高くならないよう、こまめに剪定をして脇芽を伸ばしてがっしりとした樹型を形作るとよいでしょう。

共成長 – SORAMIMIハーブショップ別館
当店のティートゥリーは一本杭のようになってしまいましたがいまはまったくそれを感じないほど背丈を越えて伸びています。

ティートゥリーの頂芽の部分が無くなっていましたが大丈夫でしょうか

Q:今日ティートゥリー(Melaleuca alternifolia)の苗
が届いたのですが頂芽の部分が無くなっていることに気づきました。このままでもちゃんと成長するのでしょうか?

(三重県 I様)

A:ティートゥリーは剪定にも強く、一方で上に伸びやすいためそのままにしておくと丈ばかりのびて倒れたり、風や雪で折れやすくなります。また、地植えですと屋根を越す場合もあるぐらいです。こまめに剪定して枝分かれを促進させたほうがむしろ良いぐらいですから安心してお育てください。

追記:
先日の台風17号の強い風で福岡のお客様のお庭では大きくなったティートゥリーが折れてしまうという被害もございました。温暖化などの影響で、今後台風被害や、積雪がある地域では枝折れする恐れも高くなると思われます。こまめに剪定してがっしりとした樹形づくりを心がけることで枝折れの被害を防げぎましょう。

ティートゥリーを植える時期

Q:ティートゥリーですが、今(7月)地植えしても可能ですか??植える時期が今なのかわからなくて・・・暑さには強いみたいですが、水切れが苦手とか。でも、秋からですと寒さで枯れないでしょうか。(東京都 U 様)

 

A:確かに、小さな苗ですと水切れするとかなりダメージは大きいと思います。7月からなら水切れへの注意は必要だと思います。寒さは恐らく大丈夫でしょう。ここ松江ですとマイナス5度ぐらいでしたら少し葉が痛む程度、もう少し寒い地域で、葉が落葉しても株がしっかりしていれば春に芽吹く事が多いです。季節が落ち着いた秋からの方が良いかも知れませんね。

ティートゥリーの鉢植え

Q:ティートゥリー受け取りました。初めて育てるのでうまく育てられるか心配ですが、大切に育てて殺菌効果を利用できればと思っております。風のきついマンションの最上階です。少々浅めの大きめの鉢に植え替えましたが、風がキツイこともあり、室内の窓際で育てるべきか?どうでしょうか?室内は過保護すぎますか? (兵庫県 M様)

A:なかなか難しい質問ですね。もともとティートゥリーはオーストラリア原産とは言え、湿地帯の植物です。そのため水切れには敏感で、一機に水分が失われるとパタッと枯れることがあります。

できれば屋外での栽培をおすすめしたい所ですが、風がきついのが難点ですね。まず、浅めの鉢を深めの鉢にして、水もちの良い用土にしてみましょう。土の重量が増えますので、鉢も移動がしやすいよう、プラスチックの鉢が良いと思います。風が強くなりそうな場合は室内に移動し、出切るかぎり外で育てる方がよいでしょう。また、成長も速いですから根の負担を減らすためにも積極的に剪定を行うようしてみてください。

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