Q:生のカモミールティーを自分で入れてみたくて、昨年の冬にジャーマンカモミールの苗を買いました。
ベランダ栽培でもできるということでプランターで試したのですが、花はたくさん咲いたのですがとても小さい花ばかりでした。
倒れそうになるので支柱もたて、風が強い日には中に入れるなどしてかなり丁寧に育てたつもりですが何がいけなかったのでしょうか。肥料が足りなかったのでしょうか。
いちおうタネもとれましたが、まいても発芽するでしょうか。花が小さいので未熟なのかもしれません。お茶は美味しかったです。
今年は発売がまだとのそうですが、来年の初夏は美味しいカモミールティーを飲みたいと思っているのでアドバイスおねがいします!
A:そうでしたか、いくつか原因が考えられるとおもいます。
まずは株が充実して育ったかどうかということで、プランターのサイズが小さすぎなかったかを確認してみてください。地上部を大きく育てるには根がしっかり延びる必要があります。根がしっかり延びるためには土もそれなりの量が必要です。できれば最低でも肩幅ぐらいのプランター(更に可能なら深めのもの)がよいでしょう。
花はたくさん咲いたということですので、肥料の過不足はなかったと思われます。むしろ、肥料が多すぎると花が少なくなることがあります。
おそらく問題は過保護にしすぎたということではないでしょうか。大きな花を支えるにはそのためのしっかりした茎が必要です。茎が軟弱に育ったので、その茎に見合った小さな花しか咲かなかったのでしょう。支柱をすることは悪くはないですが、茎や葉が風に揺られることで強く太くなります。特に極端な暴風でなければ中に入れる必要もないと思います。カモミールのように細い葉を持つものはある程度強い風が吹いても大丈夫なように細い葉を持つことが多いものです。
種子もとれたということですので、ぜひ撒いてみてください。案外気温が低くても発芽して成長します。発芽した場所で育つと尚更その環境に適応して育ちますのでおすすめです。しっかり冬の寒さにあてることもポイントの一つです。
当店では今まだ苗は小さくて発売までもう少しかかりますが、ぜひ今度は厳しく育てて大きな花を咲かせてください。







