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秋に咲くセイジが倒れてしまいます

Q:いつもお世話になっております。
数年前に購入させて頂いたセージ達
(全部では無いかもしれません)
沢山元気に咲いておりますが

 


【メキシカンブッシュセージ】

【ロシアンセージ】


【サルビアインボルクラータ】

画像添付しましたこの3種類
どうしても背が高いせいか毎年毎年
倒れ込んでしまいます。

毎年大変花付きも良く豪華に咲いてくれるので
どうしたらいいか悩んでます。

支柱なのかそれとも剪定の仕方なのか
お手隙の際にでも
ご回答お願い致します!

(神奈川県 M様)

 

A:元気に育っているようで何よりです。

いずれも、秋に咲く種類ですね。これらは夏に強い分、夏の間に背が高くなって倒れやすいのも確かです。
花に影響がないように低くするには、梅雨明け前後に1/3程度にまで剪定をしてみてください。枝数は増えるかもしれませんが今よりは低くなると思います。あまり時期が遅くなると秋の花に影響しますのでお気をつけください。

また、環境的に日差しが足りず、上に上にと伸びていって倒れやすいのもしれません。もし可能なら環境を変えることで低めに育つようになるかもしれません。

春以降、水や肥料を制限することも効果的ですのでお試しください。

レモンバーム、ピンクベルガモット、セイジ、アップルミントの害虫被害

Q:5月下旬頃に苗を購入させて頂まして、福井県で地植えで育てております。
今年の夏は猛暑続きで、8月頃から葉の状態が変わってきたように思います。

レモンバーム、ピンクベルガモット、セイジ、アップルミントの写真を添付します。

レモンバームの葉が白くなっており、葉の裏には赤い小さい虫が全体についています。

調べてみまして赤い虫は葉ダニなのかなと思っております。
白くなるのは水分不足でしょうか。

ピンクベルガモット、セイジも同じように赤い虫がついています。

セイジは葉が固くなってきたようにも思います。
20センチ弱であまり成長もしていません。

アップルミントも全体的に葉も小さく、白っぽくなっております。
こちらも水分不足でしょうか?

全体的に写真のような状態で、無農薬で育てたいのですが、一度、葉を全部落とすとまた新しく出てきますでしょうか?

または新しい苗を植えようかと思っております。

何か対処がありましたら教えて頂けたらと思います。

よろしくお願い致します。

A:お問い合わせありがとうございました。写真も拝見いたしました。

さて、まずレモンバームとアップルミントですがこれらは確かにハダニのようです。乾燥を好むため、葉が乾燥しているのが原因ですが、ものすごくたくさん発生している感じではないですし、下記のように夏の葉と秋の葉が入れ替わる時期ですのでバッサリ剪定するのが良いでしょう。白くなったのはハダニが吸汁したあとです。
ミントの夏の剪定-初心者のためのハーブ講座

ミントはアブラムシ、ヨコバイの被害のあともあるかもしれません。

セイジは、写真にも何匹か写っていますが、グンバイムシがいるようでそれに吸汁されているようです。傷んだ葉は剪定してもいいですが、それほどひどくないですから様子を見ても良いと思います。むしろこの暑さの中では検討していると思います。

ベルガモットもおそらくハダニだと思われますが、こちらは涼しくなるのを待ってみてください。気温が低くなって雨が降ると調子が戻るのではないでしょうか。

北陸も今年は相当な暑さのようですね。植物も大変なようですが、どうぞご自愛ください。

猛暑の中ミントを剪定しても大丈夫でしょうか

Q:いつもお世話になります。

アップルミント、モヒートミント、ともに剪定がてら使用してきましたが、いま、写真のような状況です。
こんな猛暑(35度以上)でもばっさり剪定しても大丈夫でしょうか。下からは、新芽が少しずつ出ています。
8月以降も、モヒートや、ハーブティーに使いたいので、元気に育ってくれるか心配でしたので、質問させて頂きました。

埼玉県 N様

A:ミントは剪定にはとても強いですし、むしろ剪定した方が、根の負担が減りますのでおすすめです。当店もこの時期(梅雨明け直後)株元ギリギリでバッサリ剪定します。
利用する場合も剪定した方がフレッシュで良好な芽が育ちやすいですので是非行ってください。

下記ページも参考にしてみてください。
ミントの夏の剪定-初心者のためのハーブ講座
http://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/beginners/onlineshop-beginners_howtotrimmint.html

鉢植えのローズマリーの土が鉢から離れるような感じになりました

Q:何年か前に購入したローズマリーですが、
ここ1週間ほどで、土が鉢から離れているような感じになっています。
乾いたころに水やりをしていますが、乾きすぎ等なのでしょうか。

A:すぐに対策が必要です。下記のコガネムシ被害だと思われます。時期的には植え替えは避けたいところですが、このままにしても悪化するばかりですので、一刻も早く、下記のように植え替えしてみてください。植え替え後も半月ぐらいは注意してみてください。
コガネムシ対策(その1)・被害と鉢植えでの対策
https://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/beginners/koganemushi.html

 

8/11追記

お客様より、その後の状況についての報告がありました。

「幼虫は一匹も出てこず
鉢から出したところ、土がポロポロと取れて
添付の画像のようになってしまいました。。」とのことです。すでに成虫になって出て行った後かもしれませんが、土がポロポロととれたと言うのも、このように細かい根が食害されてしまったのが原因です。しっかり剪定して植え替えれば、なんとか復活もできると思われます。

 

カニングハムミントの中心部が変色してきました

Q:教えて頂きたいことがあります。

写真のようにカニングハムミントを植えているのですが、株の中心部あたりが黄色く変色してきています。この部分の対応はどうすれば良いでしょうか。。。

A:カニングハムミントに限らず、多くのグラウンドカバー植物で同様におこりやすいことなのですが、株の中心部分というのは、その株が育ち始めたころの葉、つまり、古い葉です。
古い葉は徐々に光合成をする力も衰えてきます。そのため、植物はそういった古い葉を落として新しい葉にエネルギーを使うようにします。
上に伸びる植物の場合は、下記のように株元の古い葉がそうなりますし、グラウンドカバーの場合はこのように中央部が枯れてくることが多いです。ミントでも、ペニーロイヤルミントやコルシカンミントなどがこのようになりやすい傾向があります。

ゼラニウムの下の方の葉が黄色くなり始めました | ヘルプ・Q&A

ゼラニウムの下の方の葉が黄色くなり始めました

レモンバーベナの株元の葉が黄色くなります | ヘルプ・Q&A

レモンバーベナの株元の葉が黄色くなります

上に伸びる植物の場合はどうしようもないのですが、グラウンドカバーになるような植物の場合は、この古いところを掘り上げて取り除き、あたらしい土を加えることでその部分に向かって新しい枝や葉が伸びてきます。また、株数が増えてくるとそういう場所を他の株の先端が伸びていってわかりにくくなることもあります。

ミントの根元から伸びた根は?タイムの葉先の枯れは?

Q:ペパーミントの根元辺りから新たな芽?のようなものが伸びてきました。(写真左下)このままにしておいて良いのでしょうか?

タイムの先が枯れてきています。土を触って乾いていたら水をやるようにしていましたが、水分が足りなかったのでしょうか?このようになってしまったら剪定をした方が良いですか?また剪定はどの辺りから切ったら良いのでしょうか?
マンションのベランダに鉢を置いています。南向きのベランダで一日中明るいのですが、日が当たるのは午前中までで午後には当たらなくなります。

(広島県 N様)

A:ミントはこの季節、古い葉と新しい葉が入れ替わります。下記ページを参考に、収穫剪定してみてください。
ミントの夏の剪定-初心者のためのハーブ講座
http://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/beginners/onlineshop-beginners_howtotrimmint.html

タイムの先は、一時的な水切れだと思います。気温も急激に上がりましたし、水分の蒸発量も多いのでしょう。
全体を半分ぐらいのところで剪定して根の負担を減らすと良いでしょう。

ミントが急に小さくなって、大きくならなくなりました

Q:こんにちは。

春にケンタキーミントを送って頂きまして有難うございました。

南向きのベランダで育てました。最初は伸びてきて大きな葉も付けました。
芽がどんどん出てきて、鉢いっぱいになると思っていたのですが、
2株植えられるくらい、鉢に余裕がありました。

初夏に選定したものの、その後、伸びず、大きくなりませんでした。

お水は十分あげていましたが、肥料入れませんでした。

現在のミントの写真を添付しました。
9月に入り、穏やかな天気になって、芽が出てきましたが、
1センチぐらいの小さな葉っぱです。

伸びてくるには、葉を大きくするには、
植え返した方がいいでしょうか。肥料は必要でしょうか。
ご指導お願い致します。
土など、必要があれば注文をさせて頂きたいです。

どうぞよろしくお願い致します。

(東京都 Y様)

A:いつもありがとうございます。お問い合わせありがとうございました。
写真も拝見いたしました。
土がかなり少なく、あわせて細かくなっているように見えます。もしかすると下記のコガネムシの被害にあったのかもしれません。

コガネムシ対策(その1)・被害と鉢植えでの対策
http://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/beginners/koganemushi.html

いま延び始めたということは、もう幼虫はいないかもしれませんが、植え替えはした方が良いでしょう。合わせて根の状態も確認していただくと良いと思います。

今年はコガネムシの被害に遭われた方が多かったようです。

肥料は必要ないですが、新しい土に変えるるのが一番良いと思います。

後日追伸をいただきました。

 

Q:こんにちは。

先日は、ご回答頂きまして有難うございました。

コガネムシには気が付きませんでしたが、
夏に、とても小さなハエのような虫が飛んでいたのを思い出しました。
その時、すぐに土を入れ替えればよかったのでしょうか。

早速、土を植え替えました。
根が鉢いっぱいになっているかと思ったのですが、そんなに、多くありませんでした。
でも、2日目にして小さな葉が元気になっているように見えました。
(写真添付しました)
土を変える事を知らずに、肥料の事ばかり考えていました。
土を新しくして、本当によかったです。

これからの寒い時期、冬に注意することがありましたら教えてください。
南向きの日当たりのよいベランダです。

ミントが鉢いっぱいになると嬉しいです。
よろしくお願い致します。

(東京都 Y様)

A:ご連絡ありがとうございました。
おそらくハエはあまり関係ないと思います。コガネムシの被害ははじめなかなか気が付きにくいので仕方がないですね。
写真も拝見いたしました。いい感じで伸びてきたようでよかったです。早速植え替えて正解でしたね。根が多くなかったというのも、一度相当食害されてしまったためかもしれません。

これからまだしばらく伸びると思います。

あわせて、もう少し成長したら下記のように収穫を兼ねた剪定をして枝数を増やすようにしてみてください。
育ったハーブの収穫方法-初心者のためのハーブ講座
https://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/beginners/harvest.html

寒さにはとても強いので、むしろしっかり寒さに当てるようにすると良いでしょう。

スイートブライアーローズの新芽が赤くなりました

Q:お世話になっております。今年初めにおくっていただいたスイートブライアーローズですが、虫に食われながらもなんとか成長しています。ただ、この頃枝の先から出てきた芽が赤っぽいようで心配しております。当地も今年は雨続きで、気温こそ例年よりは低めですが日照不足もあると思いますので、病気や害虫ではないかと思いますがいかがでしょうか。初めて育てるのでなおさらどうしていいかまよっています。

((石川県 K様)

A:ローズに限らず、新芽が赤く色づくことはよくあります。ちょうど当店の苗も今夏から秋の芽が伸びていますが、写真のように赤っぽいです。


これは、新芽が強い太陽光線から柔らかい葉を守るために色素を増やしているためだと言われます。まだ太陽の光が強い時期なのでなおさら色づきやすいのでしょう。
いま、当店の圃場でも下記のような種類の新芽が色づいています。植物たちも暑い夏を乗り越えようと必死で頑張っているようです。


レモンマートル


ハニーサックル


ベルガモット


ルバーブ

レモンマリーゴールドの油点

レモンマリーゴールドの葉にある粒は?

Q:7月にSORAMIMI様よりお迎えしたレモンマリーゴールドちゃん、すくすく育っております(^^)♪
葉の多くにオレンジ色っぽい粒があるのですが、これが何か知っていたら教えてください。
もしかして害虫の卵か何かですか?(>_<)
(佐賀県 I様)

レモンマリーゴールドの油点

レモンマリーゴールドの油点

A:お問い合わせありがとうございました。きちんと観察しておられますね。
まずは、害虫の卵とかではないのでご安心ください。

山椒の油点

山椒の油点

とてもよく似た姿のものが山椒の葉の裏でも見つかると思います。もっと小さいですので、ルーペか何かを使わないと見つけにくいかもしれませんが。
この山椒の葉の裏にあるものは、油点とか、油胞とよばれるもので、中に香りの成分が含まれています。山椒を使うとき、手のひらで「パン」と叩くとこの粒が潰れて香りが出やすくなります。おそらくレモンマリーゴールドの葉の粒もこの油点と同じものだと思われます。

普通のハーブは、風が吹いただけではあまり香ることはないのですが、レモンマリーゴールドは大きくなると風で揺れても香ることがあります。
おそらくこの大きな油点があって、葉の表面から香りが出やすいためではないでしょうか。

烏山椒の油点

烏山椒(カラスザンショウ)の油点。日にすかすとよく見える

シトロネラやゼラニウム、ミントで蚊よけの効果が実感できるのでしょうか

Q:小学二年生の子供が、夏休みの自由研究にハーブで何かしたいというので相談中です。うちには蚊が多いので、蚊よけ・虫よけのハーブの効果を確かめてみるのも楽しそうかなと言っていますが、本当に効果はあるのでしょうか。我が家にもゼラニウムやミントがありますが、結構蚊がやってきます。シトロネラが蚊よけに良いとネットで見たことがあるので、シトロネラなら効果がでそうでしょうか、また今から育てて間に合うでしょうか。

(福岡県 N様)

A:夏休みの宿題にハーブの効能を試してみるのは、なかなか楽しそうですね。ただ、仰るように、なかなかそれらの植物を置いておくだけでは目に見える効果は難しいように思います。蚊よけの成分を多く含むシトロネラについても、当店の畑で育てていますが、その側で作業していても蚊は結構やってきます(もちろん、お客様の中にはこれらの虫が嫌うハーブの周りでは蚊に刺されないと仰る方も相当数いらっしゃいます)。そもそも置いておくだけで蚊が来ないような植物があればきっとすでに日本中のおうちに植えられていることでしょう。

もちろん、蚊が嫌う成分はいずれも含んでいると言われており、濃縮した成分が蚊よけ製品などに使われていますので、あるのとないのとでは差があると思われます。ただ、それを実感したり、研究の結果として得るのはかなり難しいかもしれません。もっと成分を濃縮して、エッセンシャルオイルぐらいになるとそれなりに実感できると思えるのですが。
とはいえ、うまくいくかどうかは別としても、いろいろ試してみてまとめることが自由研究ですので、ぜひチャレンジしていただければと思います。面白い結果が出ましたらぜひ教えてくださいね。シトロネラは気温が高いと成長が速いのでなんとか間に合うかもしれません。

バッタにかじられたバジルの葉はどうしたら良いでしょう

Q:以前買わせていただいたバジルがだいぶ大きくなってきました。そろそろ初の収穫を・・・。と思っていた矢先に葉がかじられてちぎられてしまいました。小さなバッタがいたので、多分そのせいだと思うのですが。
かじられた葉は食べても大丈夫でしょうか。また、そのまま育てる場合は取り除いたほうがいいのか、つけておいたほうがいいのかどちらでしょうか。

(大阪府 O様)

A:たいてい、収穫しようとするとかじられたりするものですよね。バッタの場合は、ただかじるだけですので、食べても大丈夫です。

また、そのまま育てる場合は、葉の一部がかじられたぐらいなら、まだ十分光合成する力は残っていますので、つけておいたほうが良いでしょう。
もちろん、バジルはこの時期成長が速いですので、見た目がきになるなら剪定していただいても構いません。

ローレルがなかなか育ちません

Q:ローレルについて教えてください。

5月下旬に御社から購入し、6号鉢で育てています。標高1,100mの高地のせいもあってか、成長がとてもゆっくりで、購入時からほとんど大きくなっていません(5センチ位伸びたでしょうか)。葉は元気です。特に肥料などはあげていません。
こういう場合、鉢をひと回り大きくしたらよいのでしょうか。アドバイスをお願い致します。

(山梨県 W様)

A:お問い合わせありがとうございました。
ローレルは木本(樹木)です。大抵の場合木本の植物は、成長が草のハーブに比べるとゆっくりです。中でもローレルは、スタート時の成長が遅く、あるときから急に伸び始めやすい種類です。

少なくとも活着はしていると思います。これから徐々に伸びてくると思いますので心配なさらないで大丈夫です。

是非、今の状態を写真に撮っておいていただければ、半年後、一年後には明らかな違いが出てくると思います。5月から5センチ伸びれば十分に成長していると判断していいと思います。

また、急激に成長するよりもゆっくりと成長したほうが香りも良く病害虫の心配も少ないです。

根の張りもそれほど強くない種類ですので、鉢サイズのアップは一年後ぐらいでも良いと思います。

ミントの葉の周りが茶色くなり始めました

Q:こんにちは。こちらのショップでケンタッキーカーネルミントを購入させていただいたOといいます。苗と一緒に「始めてのハーブ鉢植えセット」を購入してミントを植えましたが最近、葉っぱの周りが茶色くなり始めたのでどうしたらいいかわからずメールさせて頂きました。

原因は何でしょうか?

お忙しいところすみません。教えていただけると助かります。
(島根県 O様)

mintleafedge

A:お問い合わせありがとうございました。写真も拝見いたしました。だいぶ大きくなってきた感じですね。
原因は、水切れです。風が強かったり、気温が高かったりして一時的に水切れを起こすとこのようになります。特に今の時期はミントの葉も勢いよく成長するため、根から吸い上げる水の量が追いつかなくてこのように葉の先が黒くなることがあります。

ですので、対策としてはまず、根の負担を減らすために少し収穫を兼ねた剪定をしてみてください。ミントはそれでなくても時々剪定するぐらいの方がフレッシュな葉を楽しむことができます。全体の1/2ぐらいまで一度剪定しても良いかもしれません。

あわせて、まだ大丈夫だと思いますが気温がすごく上がる様な時期になったら影に移すのも良いでしょう。下記ページも参考にしてみてください。
夏の暑さ対策
https://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/beginners/onlineshop-beginners_howtoprotectheat.html

あと、おそらく今後下記も参考になると思います。
ミントの夏の剪定-初心者のためのハーブ講座
https://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/beginners/onlineshop-beginners_howtotrimmint.html

少なくとも病気ではないですので安心してください。

タイムとティートゥリーの組み合わせは大丈夫でしょうか

Q;匍匐性のタイムで庭を覆い、その中にティートリーを数本植えたいと思いました。ですが、ティートリーは水切れに弱く、タイムは比較的乾燥を好むとの事。
やはり一緒に植えるのはやめた方が良いでしょうか。
ティートリーを鉢植えにして、水切れしないように育てるようにするしかないでしょうか。
(神奈川県 K様)

A:乾燥した場所に定植する場合、問題はティートリーが活着するまでに水切れをしてしまうことですので、ティートリーを植えられる場所はしっかり深く掘って根が下に伸びやすいようにした上で、先にティートゥリーを定植します。表面は乾燥していても、深いところはかなり水分があることが多いです。

時期にもよりますが、3ヶ月から半年後、しっかり活着したことを確認された上でタイムを植えれば問題ないと思います。
ティートリー秋定植・タイム春定植、またはその反対でも良いと思います。

ドライハーブの乾かすコツと保存のコツは

Q:ドライハーブを作りたいと思いますが、きれいに乾かすのが難しいです。どうしたら良いでしょう。また、乾いたものを上手に保存するにはどうしたら良いのでしょうか。
(香川県 O様 他)

A:ハーブをきれいに乾かすコツは一にも二にも、収穫するタイミングです。とにかく湿度が低い日が長く続く時にさっと乾かすのが一番です。できれば湿度40%台以下になる時がお薦めです。基本は陰干しです。風通しの良い部屋等で乾かされるのが良いと思います。

次にドライハーブの保管ですが色々な方法がございます。
比較的早く使い切れるようでしたらZIPバッグなどに入れて保管されるのも良いでしょう。
また、小さな瓶や、缶等に保管しておられる方もいらっしゃいます。できれば中に食品用の乾燥剤を一緒に入れておくと変質が少なく、お薦めです。
たくさん収穫されて長期間にわたって使われる場合は小分けにして冷蔵または冷凍されるのも香りが変わりにくくて良いと思います。

バジルの香りが変わってきました

Q:6月に購入したバジル、順調に育って何度か収穫して楽しみました。
ただ、梅雨明け以降、葉の香りが変わってきたようで、最初の頃のような甘い香りではなく鋭い?香りになってきたようにおもいます。
こう言うことはあるのでしょうか。私の嗅覚がおかしくなったのかと心配しています。よく日があたる畑で、地植えです。植え付け前の肥料だけであとは肥料をやってはいません。肥料不足でしょうか。

A:お問い合わせありがとうございました。大きく育ったようで何よりです。
決して嗅覚がおかしいわけではなく、むしろ香りに敏感でいらっしゃいますね。

バジルは穏やかな季節は比較的甘い香りですが、気温が上がって乾燥したり、逆に気温が低くなってきても葉が硬く、香りもスパイシーになってきます。
また、株が成熟して花芽をつけ始めても同じように葉が小さく硬くなります。
稀に、気温が低い年などは小さな苗の状態でも香りがスパイシーになることもあります。

O様の場合、もちろん肥料不足もあるかもしれませんが、むしろその他の原因の方が大きいように思います。

また、収穫せずに放っておくと葉が硬くなりがちですので、少し強めに剪定し、新しい芽を伸ばすようにしてもいいかもしれません。
また、表土の乾燥を防ぐためにマルチをしたり、この季節少し水やりをしても良いと思います。追肥も試してみてください。

希望する時期に花を咲かせたいのですが。

Q:来春4月にお客様をお迎えする機会があり、庭に花が欲しいのですが、どういった種類が良いでしょうか。ローズマリーが冬から春に楽しめるというので、ローズマリーや、カモミールも咲いていると可愛いかなと思います。

A:時期に合わせて花を咲かせるのは実はなかなか難しいです。すでにその場所で何度か咲いているのなら別ですけれど。ローズマリーも確かに冬から春にかけて咲きますが、お育ての地域や育てかたによっては初夏にずれたり、秋半ばぐらいから咲いたりすることもあります。カモミールも同様に、暖かい地域で3月ぐらいから咲くところもあれば、ゴールデンウイーク、場合によっては7月にまだ花が残っているということもあり得ます。また、多年草よりは、一年草のほうが比較的時期をしぼりやすいですし、斑入り葉や、葉の色合いが楽しめる種類などを活用して彩りを添えてみてはいかがでしょうか。また、どんな種類がどの時期に咲くのかは、ご自宅の周りで育てておられる方がいらっしゃるのなら、そのお庭での咲きかたを参考にするのが一番頼りになります。

水やりは朝?夕方?

Q:夏の水やりですが、朝が良いとか、夕方が良いとかいわれますが、どうなのでしょう。昼にぐったりしているのを見るとかわいそうで夕方やりたくなりますけれど。(愛知県 K様)

A:どちらも一長一短があります。朝の水やりは確かに土が冷えていて根へのダメージも少ないと思いますが、その後日射と気温の上昇で水が切れるのも早いです。特に小さい鉢等では十分に水を吸う前に水切れを起こすこともあります。一方で夕方は土に昼の温度が残っていてよくないとも考えられますが、夜から朝にかけてしっかりと水が浸透できるというメリットもあります。また、極端に水ぎれしている場合は真昼であろうと少しでも早く水やりしてやることが必要です。

ティートゥリーを植える時期

Q:ティートゥリーですが、今(7月)地植えしても可能ですか??植える時期が今なのかわからなくて・・・暑さには強いみたいですが、水切れが苦手とか。でも、秋からですと寒さで枯れないでしょうか。(東京都 U 様)

 

A:確かに、小さな苗ですと水切れするとかなりダメージは大きいと思います。7月からなら水切れへの注意は必要だと思います。寒さは恐らく大丈夫でしょう。ここ松江ですとマイナス5度ぐらいでしたら少し葉が痛む程度、もう少し寒い地域で、葉が落葉しても株がしっかりしていれば春に芽吹く事が多いです。季節が落ち着いた秋からの方が良いかも知れませんね。

日陰でパイナップルミントは育ちますか

Q:こんにちは。パイナップルミントは日陰は無理でしょうか?初夏から秋までは日があたりますがそれ以降は全く日があたりません。また大きさはどの位に成長するのでしょうか?宜しくお願い致します。(広島県 S様)

A:パイナップルミントはあまり強い直射日光、例えば真夏の日中の日差しなどが当ると葉やけを起こしてしまう事がよくあります。ただ、有る程度の日照は必要です。冬から春まではそれほど目立った成長もしませんのでそれほど問題はないと思いますが、夏の日差し対策は必要だと思います。地植えで、かなり肥えた場所ならば60cmとかそれ以上に成長します。時々剪定をしつつ、適度な高さに保つようにすると良いでしょう。また、横にも広がりますので同様に雑草化しないようにする事も大事だと思います。

パイナップルミント

パイナップルミント

月桂樹の生長

 

Q:月桂樹を時々料理に使うので庭に植えて葉を使いたいと思っています。苗は小さいですよね、どのくらいから使えるようになりますか?(神奈川県 Y様)
A:月桂樹(ゲッケイジュ,ローレル)は初期の生長が割合ゆっくりですので、惜しげなく使えるようになるには一年から二年はかかると思います。ただ、料理でも葉を使うのは一枚、二枚と言う単位が多いですからそれほど困らないでしょう。大きくなり始めるとすぐに使い切れないぐらい育ってまいります。

バジルの柔らかい葉を楽しむには

 Q:バジルの葉が固く小さくなってきました。柔らかくて大きい葉を使いたいのですがどうしたら良いでしょう。

A:暑さもピークを迎えるとバジルの葉は徐々に固くなってきます。いくつか原因が考えられます。

  • 開花時期を迎えた、または既に開花している
  • 水分不足
  • 鉢植えの場合、根詰まり
  • 日差しが強すぎる

などがあります。

使わなくても随時剪定をして新芽を出すように、また、花芽をまめにつむよう心がけることが大事です。

暑さで水切れを起こさないように株元をマルチしたり、少し遮光をしてやることでも柔らかい葉を楽しむことができます。

ただ、確実に涼しくなってくると葉はどうしても固くなりますので、良い状態の時にしっかり楽しむことも大事ですね。

レモングラスの剪定

Q:葉の長さ60cmほどのレモングラスが届きましたが、葉は、どのあたりから切ればいいのですか?

A: 収穫なさるのなら株元15〜20センチ位の所から切ってください。暖かい時期ならば葉も伸びやすいので次々収穫可能です。または、それより上でしたら任意の場所で構いません。保存目的でしたら秋深くなると葉色が悪くなりますのであまり寒くならないうちが良いでしょう。

冬前の防寒のための剪定の場合は株元から10センチくらいの高さで剪定してください。

グラウンドカバーを種子から育てる

Q:グラウンドカバーについて質問です。少し広い場所に広げたいのでタネをまいてみれば安くできると思うのですが、タネからでも育つでしょうか。(和歌山県 K様他)

A:当店でおすすめしているグラウンドカバーはほとんどが、株分けか挿し木などで増やしております。というのもその方が早く成長するという理由もありますし、斑入りのものなどをはじめ、種子が流通していない、または種子がないものもあるためです。

更に、種子を該当の場所にそのまま蒔く場合、初期の草取りなどの管理が非常に煩雑になります。そう言ったこともあり、株分けなどで少しづつ広げていく方がかえって手間がかからない場合も多いでしょう。

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