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芝生の代わりになるグラウンドカバー

Q:当方、○○市で造園業を営んでいるものです。グラウンドカバーを中心にハーブの苗を植栽に使おうと考えておりますが、芝生の代わりになるようなハーブを探しております。どういった種類が良いでしょうか。数百株単位で注文したいのですが卸の対応はしていただけるのでしょうか。また、その場合、取り引き条件等お知らせください。(大阪府 M様)

A:芝生の変わりになるハーブと言うご質問につきまして、一般に良く使われているのはクリーピングタイム(匍匐性タイム)の仲間です。こちらは乾燥地に向きます。もう少し湿り気がある場所でしたらカモミール(ローマン、ダブルフラワー、ノンフラワー)当たりが良いと思います。

さて、卸の件ですが、大変申しわけございませんが、当店は多品種少量生産をしておりますため、業者様等への卸売りは対応しておりません。御了承願います。

クリーピングタイムを植える場所の深さは?

Q:クリーピングタイムを植えて芝生の代わりにしようと思っています。土の深さはどれぐらいあると良いのでしょうか。

A:匍匐性のタイムは立性のタイムほど根は深く伸びません。20cmもあれば差し支えないと思われますが、気をつけたいのは水はけです。

耕土の下に硬い層が有る場合など、大雨が振ったりした時に根の深い部分が水につかり、根腐れを起こす恐れがあります。大雨の後、みずがなかなか引かない場所などは注意された方が良いでしょう。

グラウンドカバーと芝生の混植

Q:今、芝生が植わっている場所を匍匐タイムなどに代えてみたいと思っています。試しに何種類か植えてみたいのですが、芝生と混植しても大丈夫でしょうか。

A:一般に芝生が横に延びる力は強いため、混植を行うと横や下から伸びてきた芝生に他のグラウンドカバーが圧倒されることが多いです。おそらく混植しても、グラウンドカバー植物の成長は思わしくないか、もしくは入り交じって見た目があまり良くなくなるかも知れません。

芝生を他のグラウンドカバーに代えてみたいという御希望をこの頃良く頂きますが、共存させる場合気を付けなければいけないのが、芝生と他のグラウンドカバーの境界です。まめにチェックして境界をきちんと作ることが必要でしょう。また、芝生をやめてしまう場合にも、根や茎が残っていないか十分チェックする必要があります。

芝は手をかければかけるほど美しく楽しめるものです。他のグラウンドカバーと上手に使い分けたいところです。

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